关键字:はあっはあっ  ウマウマ イヤイヤ ジャックナイフ
二、三度あとをつけてみた事もありましたが、そのたんびに、うまく巻かれてしまうのです。そのうちに東京は大空襲の連続という事になりまして、何が何やら、大谷さんが戦闘帽などかぶって舞い込んで来て、勝手に押入れの中からブランデイの瓶なんか持ち出して、ぐいぐい立ったまま飲んで風のように立ち去ったりなんかして、お勘定も何もあったものでなく、やがて終戦になりましたので、こんどは私どもも大っぴらで闇の酒さかなを仕入れて、店先には新しいのれんを出し、いかに貧乏の店でも張り切って、お客への愛嬌に女の子をひとり雇ったり致しましたが、またもや、あの魔物の先生があらわれまして、こんどは女連れでなく、必ず二、三人の新聞記者や雑誌記者と一緒にまいりまして、なんでもこれからは、軍人が没落して今まで貧乏していた詩人などが世の中からもてはやされるようになったとかいうその記者たちの話でございまして
,还跟踪过两三回,可每次都被他溜了。“之后,东京就遭到了一次又一次的空袭,大谷先生竟然会戴着战斗帽冲进店里,自说自话地打开酒柜,拿出白兰地大口大口地站着喝,从来不给钱。好不容易熬到战争结束了,我们就一口气进了好多黑市上的酒菜,挂上了新的门帘。再怎么穷也要做生意啊,为了招揽客人还雇了一个可爱的女招待。可没想到那位魔鬼老师又出现了,这次倒没有带女人过来,反倒是带了几个报社杂志的记者。那些记者说,今后军人就没落了,以前过穷日子的诗人反倒会受人追捧了