全日空 格安航空会社 「A&Fアビエーション」


全日空が中心となって設立した日本で初めての本格的な格安航空会社「A&Fアビエーション」は、関西空港を拠点に、国内線と国際線共に今年秋以降の運航開始を目指しています。関係者によりますと、「A&F」は、運航開始に向けて資本を増強する方針で、国や大手企業などが資金を出して作った産業革新機構から出資を受け入れる方向で最終的な調整に入りました。出資の割合は、20%程度となる見通しで全日空などに次ぐ大株主となります。「A&F」としては、ライバルとなる中国や韓国などの格安航空会社が相次いで日本に乗り入れるなかで、より安定した経営基盤を整え、早期に事業を軌道に乗せたいというねらいがあります。また、産業革新機構としても経済成長が著しいアジアからの利用客が大幅に増えれば国が成長戦略の1つに掲げる観光立国や航空産業の強化にもつながるという判断があるものとみられます。
以全日空为核心的日本首个低价航空公司"A&F Aviation",以关西机场为据点,计划在今年秋天开通国内及国外航线.据相关者报导,A&F为增加开辟航线所需筹集资金,接受国家及大型企业出资成立的"产业革新机构"的资金支持,已进入最终调整阶段."产业革新机构"将出资20%,成为继全日空之后的第二大股东.A&F公司希望能够在竞争对手中国及韩国等低价航空公司不断进入日本的过程中,更加强自己的经营实力,早日使事业进入正轨.另外,为产业革新机构希望通过经济显著增长的亚洲国家乘客的大幅增加,加强国家发展战略之一的旅游立国和航空产业的发展.