竹内昌治 電子基板 鋳型 再生医療 臓器
細胞の新たな立体加工技術を開発したのは、東京大学生産技術研究所の竹内昌治准教授の研究グループです。グループでは、電子基板の制作に使う工作機械を応用し、マウスの細胞の塊が入った液体を直径およそ8ミリ、深さ1ミリのリング状の鋳型に流し込みました。出来上がった立体的な組織を積み重ねた結果、長さ8ミリほどの管のような組織になり、培養皿の中で1週間ほど生き続けるものもあったということです。この技術を使えば、30秒ほどで様々な細胞を自動で鋳型に流し込み、体の中の臓器のような複雑な立体的な組織を狙いどおりに作ることができるようになるということで、病気やけがで失った臓器を復元する再生医療に役立つのではないかと期待されています。
开发这项细胞新立体加工技术的是东京大学生产技术研究所的竹内昌治副教授的研究小组.该研究小组使用制作电路板的相应机械,将含有老鼠细胞团的液体注入直径约8毫米,深1毫米的环型模具中.将所获得的立体组织相互迭加后,形成了长约8毫米的管状组织,并在培养皿中存活了约1周的时间.该项技术可以在30秒内将各种细胞自动注入模具,并可以按照预期制作出具有体内内脏器官那样复杂功能的立体组织.这一技术有望被应用于恢复因疾病或外伤而失去内脏器官的再生医疗领域.