まず使われる場面から三者を比較すると、「のみ」がもっとも形式的(文章語的)で、「だけ」は中立的、「きり」は比較的話し言葉に多く見られます。

首先从使用场景来比较三者。「のみ」是书面语,「だけ」无特殊规定,「きり」 相对来说常见于口语。

形式的側面から見ると、「のみ/だけ」と「きり」の間には分布のずれが見られます。「のみ/だけ」は大抵の格助詞と共起できますが、「きり」は一部共起しにくい格助詞があります。
  信用できる企業-と だけ/のみ/×きり 取り引きする。
  蛍の幼虫はきれいな水の中-で だけ/のみ/×きり 育つ。
  封筒を同封した人 だけ/のみ/×きり -から返事が来た。

从形式上来看,「のみ/だけ」和「きり」之间有分布上的差距。「のみ/だけ」能和大部分格助词共起,而「きり」和一部分格助词难以共起。
  信用できる企業-と だけ/のみ/×きり 取り引きする。
  蛍の幼虫はきれいな水の中-で だけ/のみ/×きり 育つ。
  封筒を同封した人 だけ/のみ/×きり -から返事が来た。

また世代差・方言差もありますが、「きり」が「しか」と同じように「~ない」と呼応する形で用いられることもあります。
もう百円きり(=しか)残っていない。

另外,有世代和方言上的差别,「きり」和「しか」一样,也可以和「~ない」呼应使用。
もう百円きり(=しか)残っていない。


「だけ/のみ」は「しか」のように「~ない」と呼応することはありません。
 ×もう百円だけ/のみ残っていない。

「のみ」「だけ」不像「しか」那样和「~ない」呼应使用。
 ×もう百円だけ/のみ残っていない。

このほか「きり」には「それきり連絡がない」のように「だけ/のみ」に見られない用法があることも考えると、「きり」は「だけ/のみ」とかなり性質の異なる成分だと思われます。

除此之外,「きり」在「それきり連絡がない」(从那之后就没联系)中的用法「だけ/のみ」就没有,从这点考虑可以把「きり」看做是和「だけ/のみ」性质完全不同的成分。