届け出は会社のルールに従う 
会社はチームワークで仕事をしているため、一人でも欠けると大変です。自分勝手に休暇をとったり早退するようでは、職場での信頼を失ってしまいます。就業規則などに基づくいろいろな届け出は、なるべく早めにするのが基本です。

休暇・欠勤の場合は
①時期を選んで早めに届け出る
できるだけ早い時期に届け出ます。特にまとめてとるときは、自分の都合だけで期間を決めてはいけません。仕事に支障がなく同僚に迷惑をかけない時期を選びましょう。
②生理休暇のエチケット 女性の生理休暇は健康上の休暇です。くれぐれも権利としてとらないようにしましょう。
③欠勤はチームワークを乱す
 欠勤すれば給与から差し引かれるんだからといった、聞きなおった休みの取り方はよくありません。
 職場や同僚に迷惑をかけるので、すまないという気持ちをもつようにします。

遅刻・早退の場合は
①事前の届け出が原則
遅刻・早退の必要が生じた場合は、前日までに必ず直属の上司に届け出て許可を得ましょう。緊急で当日になった場合は、遅刻なら電話を入れ、早退なら口頭もしくは届出書に書いて申し出ます。
引き継ぎを忘れない
 緊急な私用で早退するときは、できれば仕事のケリをつけ、事後の手配をして、周りの人に「お願いします」と挨拶してから帰ります。

その他の届出について
①結婚するとき
結婚によって姓が変わる、あるいは扶養家族に異動が生じる場合は届け出ます。
②子供が生まれたとき
 社会保険・税務関係で異動があれば、会社からそれぞれの公的機関への届け出が必要となるため、子供が生まれたときも出生届の提出が必要です。
③住所が変わるとき
 引っ越したときは住所変更届けを出します。定期券の買い換えが必要なので、速やかに提出します。
④身内に不幸があったとき
 家族に不幸があったときは、とりあえず上司に報告します。弔事はすべてに優先するので、忌引きあけで出社してきたときに届け出ればよいのです。

周りの人に感謝の気持ちを
 休暇・欠勤・遅刻・早退などは、周りの人に多かれ少なかれ仕事上の迷惑をかけます。事後に、必ずお礼をいうのがエチケットです。