DEARS 花言葉物語 青の季節
昔々、ローマ神話の美の女神ウェヌス、英語読みでいうところのビーナスは、近くで遊んでいるニンフという妖精たちを眺めて、「あの子たちなんかより、私のほうが断然美しいわよね」と自分の美しさを誇りました。誰もがその言葉に頷いたのですが、ビーナスの息子である恋の神、クピドはちょっといたずらをしたのです。「そうかな、あの乙女たちのほうが美しいと思うけどなあ」と言って、母親の目顔まったく気にせず、ニンフたちをうっとりと見つめたのです。「なんですって、あの子たちのほうが美しいなんて、そんなことあるわけないじゃない。」怒り狂ったビーナスはニンフたちを呼び出して。 「あんたたち、ちょっと可愛いからって、調子に乗っているんじゃないんわよ。」 「そんな、私たちは別に...」 「問答無用」 こうして、ビーナスはニンフたちを叩きのめしてしまったのです。か弱いニンフたちはビーナスにまったく抵抗できず、その場に青ざめて縮こまり、最後には青紫色のスミレになってしまいました。 以上、スミレに纏わるお話でした。なんだか、ちょっと可哀相な話だよね。いたずらも過ぎた(*)ことをしちゃ駄目だよ。
很久很久以前,罗马神话中美丽女神维纳斯,英语读作Venus,看着在附近游玩的被称为宁芙的妖精们,“和那些孩子们比,显然是我比较美丽吧。”维纳斯这样夸耀着自己的美貌。虽然大家都认同这句话,可是维纳斯的儿子爱神丘比特却开了个小小的玩笑,“是这样吗?可是我觉得那些少女们比较美丽。”丘比特说着,毫不在意母亲的眼神,出神地盯着宁芙们。“说什么?什么那些孩子比较美丽?这事不可能的!”发怒的维纳斯叫出宁芙们。“你们不要以为自己稍微有点可爱就得意忘形了!”“哪有,我们并没有特别的...”“无须多言!”就这样,维纳斯狠狠地打了宁芙们,柔软的宁芙们完全无法抵抗,当场脸色苍白地缩成一团,最后变成了青紫色的紫罗兰了。 以上就是关于紫罗兰的故事。不知怎么了,总感觉有点可怜。开玩笑也不要太过分了。