选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
霞の衣 春の衣装 霧と靄、そして霞は、科学的には同じ現象なのだそうです。とはいえ、気象用語に霞はありません。 それでも、ずっと昔から、私たちは霞は春にたなびくもの、霧は秋に立ち込めるもの、そんなイメージで親しんできました。 「霞の衣」は、春に霞みがかかっている様子を衣に見立てたものです、 大自然がまとう春の衣装は、霞でできているのですね。空も山も海も道も、うつすらと霞の衣をまとって、ほのぼのとたたずんでいます。 不老不死の仙人は、霞を食べていたといわれるところから、「霞の命」は、非常に長寿であることをいいます。 今のうちに、存分に、霞を味わっておきたいですね。春にしか、そして、私たちの言葉の中にしか、霞は存在しないのですから。
霞衣 春的衣装 雾、霭和霞,在科学上被认为是同一种自然现象。但是,在气象用语中,却没有“霞”这个说法。 即便如此,从很早以前开始,“霞”被看作春的“衣裳”,“雾”被看作秋的“嫁妆”,而为人们所熟悉。 所谓“霞衣”,是人们把春天里升起的霞雾看作覆盖大地的“衣装”而得名。 也就是说,大自然披给春天的衣装,是用霞织成的。天与地,海与山,都被那薄薄的霞衣包裹,形成了若隐若现的存在。 据说,长生不老的神仙们就是以霞为食。这样说来,霞的寿命可真算是长久啊! 现在你是不是也想尽情地品尝一下霞的味道了呢。因为这霞,只存在于春天,只存在于我们的言语中。