1.概要

『栄花物語』(えいがものがたり)は、平安時代の歴史物語。最初の歴史物語である。仮名による編年体の物語風史書である。

荣花物语,又称荣华物语,为平安时代的编年体历史故事。是最早的历史物语。全书以假名写成,作者不详。
前編三十巻赤染衛門、後編十巻出羽弁作とされる。『源氏物語』の影響が見られる。
据说正篇三十卷为赤染卫门所作,续篇十卷为出羽弁所作,但亦有反对此种说法的学者。从作品中可以看到《源氏物语》对其产生的影响。

【知识拓展】

歴史物語(れきしのもがたり)とは、日本文学において、実際の歴史に基づいて物語風に書かれた作品のこと。
在日本文学中,基于史实,以故事风格写成的作品为历史物语。
仮名文で書かれている事が原則であり、漢文によって書かれた史論書とは区別されている。歴史の流れに従っているため、物語を全て史実のように錯覚してしまうケースもあるが、作者による演出の挿入や作者が当時知っている範囲で書かれていることも多いために、作中のエピソードと史実が合致しない事例も有り得る。
原则上以假名书写,与以汉文书写的史论书有所区别。由于随着历史的演变而出现,所以大家有时会将历史物语中的所有内容错觉成史实,但由于作者有意识地插入情节以及作者是在自己所了解的范围内进行创作,因此也有作品中的情节与史实不符的现象。
主な歴史物語:
栄花物語、大鏡、今鏡、水鏡、増鏡。

2.内容

藤原道長と頼道の栄華を中心に、平安貴族の生活を物語風に描いたものである。道長を賛美するだけで、批判精神に欠けている。六国史のあとを受け、宇多天皇から堀河天皇まで、15代約二百年間を編年体で記す。

《荣华物语》围绕藤原道长、赖通的荣华富贵,用物语的形式描写了平安时代贵族的生活,对藤原道长极尽赞美之辞,欠缺批判精神。《荣华物语》继承了六国史的精神,采用编年体,记录了宇多天皇至堀河天皇之间15代天皇约200年的历史。

3.史的意義

史実に対する批判精神は乏しいが、歴史物語という新しい領域を拓く。
虽然缺乏对史实的批判精神,但开拓了历史物语这一新的领域。

4.考点总结

(1)《荣花物语》的历史地位:第一部历史物语。
(2)掌握历史物语相关知识。
(3)掌握《荣花物语》的内容,见上文加粗字体。
(4)《荣花物语》缺乏批判精神。

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