1日28日に、メジャーデビュー20周年を迎えたモーニング娘。’18（以降、モーニング娘。）。現在のメンバーは13名で、生まれた時にはすでにグループが存在していたというメンバーが9名もいるというから、時代の流れは早いものだ。オーディション番組『ASAYAN』（テレビ東京系）でデビューした後、大ヒット曲の誕生や、メンバーの卒業・脱退、そしてハイクオリティなパフォーマンス力への再評価など、様々の変革を遂げてきた。そのモーニング娘。20年の軌跡を追いながら、彼女たちが音楽界そして日本に与えた“功績”を振りかえっていこう。

1月28日，早安少女组。’18迎来正式出道20周年（下略：早安少女组）。如今有13名成员，其中9名成员出生于组合成立之后，不由让人感慨时光如梭。早安少女组自选秀节目《ASAYAN》（东京电视台系列）出道后，经历了大热歌曲的诞生、成员毕业及退团、以及人们对其高质演出能力的再度好评，发生了诸多变革。让我们一边追溯早安少女组20年的历史，一边回顾她们对音乐界、以及整个日本的“功绩”吧。

喜び、悲しみ、嫉妬…おニャン子以降の新たな“裏側を見せるアイドル”として台頭

喜悦、悲伤、嫉妒…继“小猫俱乐部”之后，以全新的“可窥见幕后的偶像团体”兴起

モーニング娘。のデビューは1997年、オーディション番組『ASAYAN』（テレビ東京ほか）の「シャ乱Q女性ロックヴォーカリストオーディション」に落選した5人で結成されたのがきっかけ。メジャーデビューの条件、「インディーズシングル『愛の種』を5日間で5万枚売り切ること」を見事クリアした5人は、翌1998年1月28日、「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たす。結成メンバーである中澤裕子・石黒彩・飯田圭織・安倍なつみ・福田明日香の5人は、グループアイドルの先駆者・おニャン子クラブのように、プロパーアイドルではない“素人”っぽさを前面に出していく。

早安少女组于1997年首次亮相，由选秀节目《ASAYAN》（东京电视台系列）的《射乱Q摇滚女主唱选拔赛》落选5人组合而成。5人在顺利完成了出道的条件，即5日内售出单曲唱片《爱的种子》5万张后，于1998年1月28日以组合名“早安咖啡”正式出道。成员为中泽裕子、石黑彩、饭田圭织、安倍夏美及福田明日香5人，效仿偶像团体先驱“小猫俱乐部”向公众展示“不加修饰”的一面，而非“职业偶像”。

しかし、番組のカメラはメジャーデビューに至る過程およびそれ以降を密着する。親しみやすさのみならず、“生身”のメンバーたちの裏の苦悩や努力、そして時には憎しみや嫉妬さえも赤裸々に見せる“ドキュメンタリー性”が付加されることで、視聴者が“感情移入”できるアイドルグループとして新しいポジションを確立した。一躍、人気グループとなるのである。

然而，节目镜头密切追踪了早安少女组从最初至正式出道的整个过程及后续事件。在平易近人这一面之外，同时坦荡地呈现出了成员们在舞台背后“真实”的苦恼、努力，及偶尔会产生的厌恶、嫉妒，正由于这种“纪实性”，早安少女组确立了观众能“带入自身感情”的偶像组合这一新地位，一夜之间成为热门偶像团体。

また、プロデューサー・つんく♂の手腕も光り、1998年5月には保田圭・矢口真里・市井紗耶香の3人が加入、中澤の演歌歌手デビュー、初の主演映画公開、グループ内ユニットの誕生等々、話題性にもこと欠かず、ついに初期の大ヒット曲「抱いてHOLD ON ME！」で初のオリコン週間ランキング1位を獲得、「（当時、絶大な人気を誇る）小室（哲哉）系の歌は難しいけど、これなら歌いやすい」と特に女性にカラオケで歌われたのである。

此外，制作人淳君的能力大放异彩。1998年5月保田圭、矢口真里、市井纱耶香3人加入早安少女组；中泽以演歌歌手身份出道；第一部主演电影上映；内部分支组合诞生等，话题从未减少，最终初期热门曲《拥抱 HOLD ON ME！》首次获得orion周排名第一，获得“（当时人气正值顶峰的）小室（哲哉）所作的一系列歌曲很难唱，这些歌唱起来却很轻松”的评价，成为女性在卡拉ok的热门点播曲。

「LOVEマシーン」以降の全盛期と低迷、そして “確かなクオリティ”の積み上げ。

「LOVE Machine」后的全盛期及低迷期，以及“品质保障”的积累。

ところが、翌1999年には福田明日香が脱退し、安倍なつみをメインに据えた6thシングル「ふるさと」もスマッシュヒットに終わると、グループの勢いに陰りが見えはじめる。だが、ここでとんでもない“爆弾”が投下される。後藤真希の加入だ。加入当時はまだ13歳という年齢で、ちょっとヤンキーよりの美少女系のルックスは男性にもウケがよく、素人っぽさをウリにした集団に突然、正統派アイドルが降臨したくらいのインパクトがあった。

然而一年之后，即1999年，福田明日香退出组合，安倍夏美主导的第六张单曲《故乡》热潮褪尽之后，早安少女组前进势头开始蒙上阴影。然而此时一枚“重磅炸弹”投了下来，即后藤真希入团。后藤加入组合时年仅13岁，略显桀骜的美少女系容貌也很受男性应援者欢迎，以“天然不加矫饰”为卖点的组合突然天降了个正统派偶像，这冲击自然不容小觑。

モーニング娘やAKB48の振付師としても有名な夏まゆみ氏も、インタビューで「一番才能を感じた人は？」と問われると「後藤真希です（キッパリ）。モーニング娘やAKB48の中で言うと、圧倒的な才能という意味では彼女がNo.1でしたね」（『ORICON STYLE』2014年6月27日』）と絶賛するほどだった。後藤加入直後の7thシングル「LOVEマシーン」は累計164万枚というグループ最大のヒットを記録し、当時のカラオケ店内で同曲が聞こえない部屋はない…というほどの社会現象を巻き起こしたのである。

以早安少女组及AKB48的舞蹈编排师出名的夏真弓在接受采访时，对 “您觉得谁最为才华出众”这个问题时如此回答：“自然是后藤真希（果断）。在早安少女组和AKB48中，说到压倒性才能，她排在第一”（by《ORICON STYLE》2014年6月27日），并对后藤赞不绝口。后藤加入早安少女组后发售的第七张单曲《LOVEマシーン》累计发售量达164万张，在更新了早安少女组最高纪录的同时，甚至引发了如下社会现象：当时卡拉ok就没有听不到这首曲子的包间…

その後、石川梨華・吉澤ひとみ・辻希美・加護亜依の加入、矢口・辻・加護・ミカ（ココナッツ娘。）によるミニモニ。のブレイク、後藤真希のソロデビュー等々の実績を残しながら、まさにモーニング娘。全盛期を迎える。

之后，石川梨华、吉泽瞳・辻希美・加护亚依加入早安少女组；矢口・辻・加护・Mika（椰果少女）组成的迷你早安一夜走红；后藤真希solo出道，细数诸多实绩，我们可以说早安少女组正迎来全盛时期。

しかし、2000年代中盤を過ぎると、メンバーのスキャンダルによる“脱退”や“卒業”が相次き、再びグループに陰りが見えはじめる。だが、それらを見てきた残りのメンバーたちのプロ意識は最たるものだったはずだ。もともと、音楽家のつんくこだわりのパフォーマンス力は広く認知されていたが、その時期にモーニング娘は生歌で勝負できる“実力派アイドル”としてのポジションを確実なものにする。

然而2000年代中期过后，由于成员丑闻导致“退团”、“毕业”接连发生，早安少女组组合再次蒙上阴影。然而，见证这些事件仍留下来的成员的专业意识也是最坚定的。原本音乐家淳君着重的表演能力就众所周知，当时的早安少女组亦以现场演唱决胜负的能力奠定了“实力派偶像”这一地位。

“最長在籍期間”道重さゆみによる起死回生 新たな武器で再評価へ

因“在团时间最长”的道重沙由美起死回生 凭借新武器再次获得好评

折しも、その頃から“会いに行けるアイドル”を標榜するAKB48が台頭していく。グループアイドルはさらに身近になり、ファンたちが実際に自分たちでアイドルを応援、AKBで言えば“センターに押し出す”ことが主流となる時代に突入していった。この変革期では、“実力派アイドル”はなかなか受け入れられなかっただろう。

正值此时，标榜“可以见面的偶像”的AKB48势头正起。团体偶像成为更加平易近人的存在，支持者们也可用实际行动应援自家偶像，用AKB来举例的话，就是让你支持的人“成为中心”为主流的时代。在这一变革期，“实力派偶像”并不是那么容易为人接受。

そんな“冬の時代”を支えたのが6期メンバーの道重さゆみだ。モーニング娘の全盛期を知る彼女は、“全盛期は、一度だけとは限らない”と掲げ、「自分を平気でかわいいという」ウザキャラで積極的にバラエティ番組に出演していく。

支撑了这个“严冬时代”的就是第六期成员道重沙由美。了解早安少女组全盛期的道重打出“全盛期并非只有一次”的口号，并以“坦率表示自己很可爱”这一不讨喜形象积极参加娱乐节目。

もともと彼女は目立つメンバーではなかったが、高橋愛、新垣里沙、田中れいなといった実力派メンバーとともに、強烈なグループ愛によってモーニング娘を再びアイドルシーンの最前線へと引っ張り上げたのだ。また、加入後まもなくエースとして活躍する9期の鞘師里保の存在もあり、「フォーメーションダンス」という武器を手に入れると、モーニング娘の実力は“再評価”されていくのである。

虽然道重原本并非引人注目的成员，但与高桥爱、新垣里沙、田中丽奈等实力派成员一同凭借深厚的成员间感情，使早安少女组再次回到偶像最前线。此后，入团后很快成为精英的9期成员鞘師里保，以及凭借“formation dance”这一新武器，早安少女组的实力再次得到观众认同。

フォーメーションダンスは、メンバー内の数人のグループが異なるダンスを繰り広げ、それぞれがバラバラに見えながら、やがて融合して全体的なダンスを見せるという、非常に高度かつ複雑なもの。一度そのダンスを見ると誰もが、「これこそプロのグループアイドルだ」と驚嘆し、納得する。そして現在も、歌唱力のリーダー・譜久村聖や小田さくら、高度なダンススキルを見せる石田亜佑美、グラビアでも活躍する牧野真莉愛や森戸知沙希などの個性的なメンバーで、マルチなアイドルグループとしてクオリティを進化させている。

所谓formation dance，就是成员内数个分支组合的舞蹈均不相同，乍看相当凌乱，最后融合为团体舞，是一种高度且复杂的舞蹈。只要看过一次，所有人都会感慨并理解“这才是职业团体偶像啊”。如今，唱功位居榜首的谱久村圣及小田樱、拥有极高舞蹈功底的石田亚佑美、活跃在写真偶像界的牧野真莉爱及森户知沙希等个性鲜明的成员，正推动着这个复数偶像团体的整体水平不断提升。

進化を続ける絶対的なクオリティ 芸能人からも憧れの存在に

不断提升的绝对品质 成为艺能界人士亦憧憬的存在

実際、そんなモーニング娘に憧れ、ファンからも“同志”と認められている芸能人も多い。例えば、HKT48の指原莉乃はモーニング娘を尊敬していることを公言しているが、バラエティ番組で活躍する指原の姿は、なるほどかつての矢口真里の姿を彷彿とさせるものがある。また、自身のグループのプロデュース力の高さについても、ファンとしてずっと見てきた追体験が生きているのだろう。他にも、若手実力派女優の松岡茉優もモーニング娘の熱狂的なファンであり、このふたりは念願叶ってそれぞれステージでモーニング娘と共演を果たしている。

实际，憧憬着早安少女组，并被爱好者承认为“同好”的艺人也相当多。例如HKT48的指原莉乃就曾公开表明自己尊敬早安少女组组合，观众们也能在活跃于娱乐节目中的指原莉乃身上，看到昔日矢口真里的影子。此外，指原在对自身所属组合活动的策划能力方面，也活用了自己作为粉丝的追星体验吧。此外，年轻实力女演员松岡茉优也是早安少女组的热烈爱好者，这两位均各自实现了在舞台上和早安少女组共演的梦想。

「俺たちのアイドル」から「アイドル中のアイドル」、「アイドルが憧れるアイドル」、そして「プロのアイドルグループ」へと、モーニング娘。20年の歩みが日本の芸能界に与えた功績ははかり知れず、まさに“全盛期”だけでは語れない。今後もその絶対的なブランド力とクオリティで女性アイドル業界に“革新”を起こし続けていくことを切に願いたい

从“我们的偶像”到“偶像中的偶像”、“被偶像憧憬的偶像”，继续向着“职业偶像团体”发展，早安少女组20年来的历程给日本艺能界带来的功绩数不胜数，即便仅是“全盛期”也不够细数。希望早安少女组组合今后也能以其绝对的品牌及品质，在女性偶像界中继续引发“革命”。

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