文庫は『小説 君の名は。』ミリオン突破!映像化作品の好セールス続く。

文库本榜首《小说版 你的名字。》销量突破百万!电影亦好评如潮

東野圭吾や池井戸潤、あるいはさまざまな賞の受賞作が上位に君臨することが定番化しつつあった文庫部門だが、今年は意外な方向から頂点をつかむ作品が登場した。8月に劇場公開されるや驚異的な動員とともに邦画史に大きな足跡を刻もうとしているアニメ『君の名は。』の原作にあたる『小説 君の名は。』がそれである。その世界観をより深く知りたいという人はかなりの数に上ることだろう。まさに、天井知らずで記録的な動員を重ねていく『君の名は。』。すでに119万部を超えた小説版も、年末年始も興行が続く映画同様、さらにセールスを積み上げていきそうだ。

在文库作品中,东野圭吾、池井户润的著作及各类奖项的获奖作上榜已是常态,然而今年,一部意外之作登上榜首,那就是《小说版 你的名字。》,其原作电影于8月上映后随即吸引惊人数量的观影者,在日本电影史上留下深刻印迹。想要深究电影中世界观的人数不断攀升。不愧是次次刷新观影人数纪录的《你的名字》。销量已超119万本的同名小说,想必将与新年期间也继续上映的电影一样,销量会不断提升吧。

その『君の名は。』のプロデューサーでもある川村元気氏が書いた『世界から猫が消えたなら』が5位。単行本ですでにヒットしていた作品の文庫版だが、実写映画が佐藤健主演で5月に劇場公開された影響もあって、2014年9月の文庫化ながらロングセラーとなっている。

《你的名字。》制作人川村元气执笔的《如果猫从世上消失》一书占据排行榜第5名。这部作品在单行本发售时已然大受欢迎,尽管文库版于2014年9月发行,由于佐藤健主演的真人版于今年5月上映,亦成为长期畅销作品。

この傾向は、4位の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、8位の『植物図鑑』にも顕著で、いずれも刊行は2~4年前であるが、今年の映画化をフックとしてセールスに拍車がかかった。映画化(映像化)が書籍にもたらすインパクトは、年々高まっているように思える。2017年にも映像化をきっかけに大きく浮上する作品が生まれるのだろうか。

排在第4位的《明天的我,与昨日的你有个约会》及第8位的《植物图鉴》也明显表现出这一倾向,两作均在2~4年前发行,但由于今年的电影化促进销量显著提高。电影化给书籍销量带来的影响逐年攀升。2017年是否也会出现因上映为契机显露头角的作品呢。

以下为排名前三的作品:

>>1-25位