Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

Q3. 工作中有感觉困难•感觉辛苦的事情吗?

本が最終的にどうなったかはもちろん気になるのですが、「出版後なのに何か間違いを見つけてしまったらどうしよう」という恐怖心が先立ってなかなか見られません(笑)。

当然会关心自己校对的书最后会成为何种状态,因为会事先出现“出版以后发现有错误的地方怎么办”这样的恐惧心理,所以都不怎么敢看自己校对的书(笑)。

担当した本が売れないのも悲しいのですが、売れてベストセラーになったりすると、嬉しさの一方で戦々恐々としてしまいます。

既会因为自己负责的书卖不出去也会很难过,也会因为成为畅销书既开心又战战兢兢的。

校閲って、何度ゲラを読んでも、どんなに実力のある人でも、ミスがある可能性は完全には消し去ることができません。同じゲラでも、他の方が見ると自分とは違った指摘が出たりしますし。どこまでやっても完璧だと思えることがないので、ずっと不安なんです。それがこの仕事で一番大変なところかもしれません。

校对就是,不论读多少次校样,无论那个人实力多强,都无法做到没有一丝一毫的失误。即便是同样的校样,不同的人看和自己看也会指出不同的想法。因为不论做到何种地步都不会认为已经完美了,所以一直都很不安。这大概就是这份工作最难的地方吧。

■書店でのアルバイト経験で校閲の仕事が身近なものに

■在书店打工的经验和校对这份工作有相似的地方

Q4. どのようなきっかけ・経緯で校閲者の仕事に就きましたか?

Q4. 从事校对员的工作是因为怎样的契机•原因呢?

本が好きなので校閲のお仕事についてなんとなくは知っていました。就職活動のときにそれを思い出して、少し調べてみたのがきっかけです。

因为很喜欢看书所以,对校对这份工作还是知道一些的。就职活动的时候想到这点就稍微查了下,这个就是契机。

学生の頃から、動き回るよりは静かに過ごすのが好きなタイプでした。また、興味のあるものには長時間でも集中し続けられましたね。高校生の頃には部活動をしていなかったこともあり放課後の時間は比較的自由に使えたので、漫画を中心に本はよく読んでいました。

从学生时代开始,相较于到处动更喜欢安静地打发时间的类型。同时,对于有兴趣的事务可以长时间的集中精力去做这件事。在高中时,不用参加社团活动的日子,下课后的时间会相对比较自由地使用,以漫画为主读了很多书。

Q5. 大学・専門などでは何を学びましたか?

Q5. 是哪个大学•专业毕业的呢?

当時は将来の進路についてまだ具体的には考えていなかったので、文系の中でも幅広い内容を学べる社会学科に進みました。その中で好きなことや、将来につながるようなことが見つかればいいなと。結果的にこのお仕事と出会えたので、良かったのかもしれません。

那个时候关于将来的前程并没有很具体的去考虑,读的专业是即便在文科中也是范围相当广的社会学。如果能从喜欢的内容找到和未来联系起来便好。从结果来看,能够遇到这份工作还是不错的吧。

書店でアルバイトをしていたので、校閲の仕事を意識しやすい環境ではあったかもしれません。もともと本を読んだりずっと座って作業したりするのが全然苦ではなかったので、この仕事を知ったとき自分にもできるかもしれないと思いました。

因为有在书店打工的经验,或许有能够比较容易意识到校对这份工作的环境吧。本来,看书或一直坐着工作之类的完全不辛苦,在知道这份工作的时候就觉得自己适合这份工作。

Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

Q6. 觉得高中时期的梦想和现在从事的工作有关联吗?

高校生の頃は、まだ将来やりたいことも進む方向も決まっていませんでした。でもだからこそ、興味を持ったことに自由に時間を使えたし、自分が何を好きなのかじっくりと考えることができてよかったと思っています。

高中时代并没有决定将来想做的事情和想前进的方向。正因为如此,能够将时间用在有兴趣的事情上,很开心能够好好思考自己到底喜欢什么。

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