審査員評

日本語能力では細かな感情表現にも長け、語彙も豊富、丁寧語など言葉遣い、文法も正確。エピソードの構成など作文能力にも優れている。将来、通訳として活躍する日が楽しみ。日中双方の新聞・雑誌の多読をお勧めします。

創作のアイディア

私の故郷は古くて美しい正定にあります。ここに隋の時代に築かれた隆興寺があり、千年以上に渡って、寺の中に祀られている仏像はずっとこの土地と人々を守っています。寺の後方には中国国家卓球訓練センターが建っています。大きな試合の前に、いつも国内トップレベルの選手たちがここでトレーニングを行っています。夏休みと冬休みになると、数多くの外国人選手もここへ見学に来ます。私が日中友好協会の方たちに会ったのも、まさにここでした。

夏休みの中だった2012年8月15日、センターで手伝っていた私は、「中日友好都市中学生卓球交歓試合」に参加するために長野からの一行を迎えました。通訳として初めての仕事だったため、私は実に心細かったです。幸い、日本の人たちは皆親切にしてくれて、一日中、和やかな雰囲気で過ごしました。見送りの時、私は本当に名残惜しかったのですが、「縁」というのはなんて貴重であろうとしみじみと感じました。中日両国の友情はもちろん、私個人としても、忘れがたい貴重な経験となりました。この感動をいつまでも心に残しておこうと、今回の文章を書きました。

受賞の感想

私は、日本語と不思議な縁があると感じています。小学校の時、テレビで見た着物姿のあの美しい女性に憧れ、彼女たちのような上品さを身に着けたいと思うようになりました。大学に入って日本語を学び始めてからもう5が経ちました。その間、日本の風土を肌で感じることができる日が来ることを待ち望んでいましたが、惜しくもそのチャンスを逃してきました。しかし、日本人の先生や同級生との交流を通じ、たくさんのことを学ぶことができました。日本に対して、より親しみを感じられるようになっただけでなく、中日両国の友情の大切さをしみじみ感じました。私たちは、このかけがえのない友情を大切にし、そしてより発展させ、途絶えることがないようにしていかなければなりません。

日本語を習っている私たちは、懸け橋の役目を担っており、中日両国の交流を深めるための力になるという責任があります。今回の受賞は私にとって励みであり原動力でもあります。今後、私は一層努力して、責任を持って、夢を叶えるために頑張ります。

最後に、今回のコンクールのために心血を注いでくれたスタッフの全員に対し、心から感謝の意を表したいと思います。

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