6歳にしてホスト風の髪形やファッションで生活している「流ちゃろ」くんが話題になっているようです。

6岁便做成牛郎风发型,装扮成牛郎风时尚过生活的“流ちゃろ”成为了热议话题。

インターネット上には、メイク中に流ちゃろくんが泣いているような画像が出回り、また、幼い子供に対する染髪は健康に悪影響を及ぼすという情報もあります。

在网络上经常流传出流ちゃろ哭泣的画面。并且,还有染发对幼小孩子的健康有恶劣影响的说法。

親がこのようなファッションをさせることは、親のエゴでは?法的な問題はないのか?などが気になるところです。

父母强迫孩子装扮这样的时尚,是父母的个人主义吗?还是法律范畴的问题?等等,大家都很在意这些问题吧。

今回は、このような点についてお話ししていきたいと思います。

这次,我们就这点有话要说。

●子どもに「人権」はあるのか?

●对于小孩子来说,拥有“人权”吗?

子どもも「人」であることに変わりはないので、人権は子供にももちろん保障されます。

就算是小孩子也毫无疑问是“人”,所以当然孩子们的人权是有所保障的。

しかし、子どもは、大人と違って、社会経験に乏しく精神的にも肉体的にも成熟していないため、大人によって保護されることが必要です。そして、その「保護」のために、大人よりも幅広く権利が制約されると考えられています。

但是,小孩子和大人们不一样,缺乏社会经验,无论在精神上还是肉体上都尚未成熟,需要大人们的保护。于是,正是因为有“保护”的权限,我们认为小孩子比起大人来说,在人权方面大幅度被制约。

例えば、暴力シーンやセックスシーンやそのような描写がある映画のDVDや本、写真集などを図書館が一定年齢以下の未成年者に貸し出すことを禁じることは正当化されるでしょう。子どもが、その映像や描写を見て刺激を受けて、精神的なトラウマを負ったり、あるいは非行に走ったりしないよう「保護」するためです。

比如说,图书馆禁止一定年龄以下的孩子借含有暴力场景、性场景或类似的场景描写的DVD、书以及写真集,这已经被正当化了。因为小孩子看到了诸如此类的影像和描述之后容易受到刺激,背负精神上的创伤,或是走向一条不正当的道路,所以大人们要对他们进行保护。

また、未成年者の飲酒や喫煙が法律で禁止されていることも、この「保護」の観点から正当化されます。

还有,未成年人饮酒、抽烟都是法律上所禁止的事情,这个“保护”的观点也是被正当化的。

●子どもに対するファッションの強制は法律上問題ないのか?

●关于小孩子的时尚强制是法律范畴的问题吗?

この点については、判断が非常に難しいですが、強制の程度にもよるのではないかと思います。

关于这一点的界定非常难,我认为这是根据强制的程度不同而定。

例えば、性同一性障害などの問題がないにもかかわらず、嫌がる男の子に対して、親がスカートフリルが付いた洋服など女の子らしい格好を無理やりさせるようなケースは、頻度や強制の仕方(従わないと無視する、食事を与えないなど何らかの制裁を与える)によっては、虐待の一種になると考えられます。

比如说,尽管不是典型的性别同一性障碍的问题,但是父母对于讨厌的男孩子,给他穿上裙子和带有褶边的小洋装,硬是将他打扮成女孩子的样子,此类案件根据频度和强制孩子的手段(无视孩子的不服从、还有对孩子给予不给吃饭等其他惩罚)可以认定为虐待的一种。

染髪についても、例えば皮膚の疾患やぜんそくなど疾患が出始めている、あるいは本人が嫌がっているにもかかわらずさせるような場合には、虐待と評価されることとなるでしょう。

有关染发,只有在引发例如皮肤疾病或是哮喘等相关疾病时,或者在无视本人反抗意愿强迫其染发的情况下,会被判定为虐待。

学校や幼稚園から児童相談所に通報されれば、その子は保護の対象になる可能性があります。親は、強要罪や傷害罪、暴行罪に問われ、刑罰を受けることになりかねません。

如果学校、幼儿园向儿童相谈所通报的话,将有可能将孩子列为保护对象。双亲会以强要罪、伤害罪、暴行罪被问罪,然后受到刑罚。

●子どもの「ファッションに対するこだわり」も尊重すべき

●应该尊重孩子们“对时尚的执着”

子どもは、非常に繊細で、また非常によく親のことを見ているものです。

孩子们都是非常纤细敏感的,并且,会非常在意父母的态度。

本当は嫌でも、親に嫌われたくない、親に怒られたくないと顔色を窺って、嫌だと言い出せないことも少なくありません。そのうち、嫌なファッションをさせられていることによってストレスがたまり、精神的な疾患になってしまったり、病気になってしまったりする可能性もあります。

就算真的不愿意,但是因为不想被父母讨厌,不想被父母骂而察言观色,不少孩子会将不愿意的心情埋在心里不说出口。这之间,被强加的讨厌的装扮时尚所带来的压力将会积攒起来,以致于可能患上精神方面的疾病,或者生病。

また、ファッションは人間のポリシーが現れるものでもあり、たとえ子どもであっても、子どもなりにこだわる部分が何がしかあるものです。どのような格好をするかは、大人であれ子どもであれ、本来本人が決めるべき問題であり、親が「こういう格好をするように」と強要することは、子どもの人格を否定することにもつながりかねません。

并且,时尚是一个人个性的一种表现方式,即便是孩子,也有执着于自己本身特点想要表达出来的部分。无论是大人还是小孩子,到底要呈现出来一种怎样的风格都应该是由本人来决定的问题,父母强迫孩子“应该穿成这种风格”,也可以认为是对孩子人格的否定。

流ちゃろくんがホストの格好を本心でどう思っているのかはわかりませんが、個人的には、流ちゃろくんに服装に対する自主性を尊重してほしいと考えます。

流ちゃろ君的牛郎风时尚是否是出自本心我们尚未知晓,就个人来说,我希望父母能考虑到流ちゃろ君对服装的自主选择性。

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