神木隆之介访谈:来自《诚如神之所说》
──それを表現するためには、なぜ天谷はああいう人物なのかというキャラクターのバックボーンを考えることも必要だった?
神木 ですね。原作漫画にはほんの少しだけ“こういう過去があった”というのが描かれています。それを前提にしながら、なぜ天谷はこんなふうに歪んでしまったのか、だから天谷はこういう価値観で生きてきたのか、そういう彼の背景を理解したうえで、天谷はこういうときはこういう間で話すだろうな、こういう目つきかな……って、研究していきました。
——为了表现传神,是否也要考虑为什么天谷会变成那种人物的角色内在呢?
神木 需要呢。漫画原作中有很少篇幅描绘了他“异样的过去”。我以此为前提来理解天谷为什么会如此扭曲,所以天谷以这种价值观生存下来,在理解了他的这些背景的基础上,来判断天谷应该会以什么间隔说话,会有什么眼神……我就这么研究着。
──同級生のことを「無能なクズ」と言うけれど、高畑瞬(福士蒼汰)に対してだけはそうじゃないですよね。なぜ、天谷は高畑の存在を特別に感じているのでしょう?
神木 高畑瞬も世の中をすごく退屈に思っているんです。共通点は、本来絶望的と言われるような諦めてしまいそうな状況のなかで、天谷も高畑瞬も“生きよう”としている。それが他の奴らと違うのかな。全く同じ、とは言えないけれど、何としても生きようとしているのは一緒なんです。死を実感することで初めて自分が生きていることを実感できる。それがすごく気持ちいいと感じる人間なんですよね。だからそれと同じ匂いを持つ高畑瞬に好意を持っているんだと思います。
——(天谷)虽然把同班同学叫做“无能杂碎”,可只有对高畑瞬(福士苍汰饰)不同。为什么天谷会对高畑的存在有特别的感觉呢?
神木 高畑瞬也觉得世上很无聊。这两人的共同点就是在原本已经绝望而要放弃的情况下天谷和高畑瞬都要“活下去”。这点可能跟其他人不同吧。虽然不能说完全相同,不过无论如何都要活下去这点是相同的。只有体验到死亡才能感受到自己生存着。这是让人感觉相当不错的人吧。所以才对气味相投的高畑瞬怀有好感吧。
——天谷和高畑虽然在那种极限环境中感受到了生命,可如果这一游戏放到现实中的你身上……
神木 不要呢。太可怕了(笑)。不过我也会想要拼命活下去!
──ですよね。天谷は招き猫のステージからの登場になりますが、この映画の冒頭、ダルマのステージはいきなり“死のダルマさんが転んだ”ゲームが始まります。
神木 あの冒頭シーン、ほんとに衝撃的ですよね。僕はあのシーンの撮影現場にはいなかったんですけど、完成した映画を観てびっくりしました。それと同時に、三味線の音楽がすごくいいなぁって。本来、あの状況はものすごくグロテスクだけれど、あの音楽によって疾走感を感じた。すごく楽しめました。
——就是呢。天谷是在招财猫那段上场,电影开头不倒翁那段一来就开始了“一二三,木头人”的游戏。
神木 开头的场景真的很有冲击力呢。我虽然没在那场的拍摄现场,但是看了完成的电影后吓惨了。与之同时,也觉得三味线的音乐真不错。本来那个场景超诡异的,可配上那个音乐就有了疾驰感。真是很好看。
──血まみれシーンでしたけど、大丈夫でした?
神木 だいじょう……ぶ、でした。観る前にある程度覚悟をしていたので(笑)。でも、血をビー玉で表現するというのは素敵ですよね。だから僕も観ることができたのかも。
——那是血染的场面啊,你没问题吗?
神木 没问……题。我看之前就多少做好心理准备(笑)。不过,用玻璃球来表现血迹真是不错呢。可能因此我才看下来了吧。
──たしかに、ビー玉独特の色合いが美しくもあり恐くもあり、観たことのない映像でした。そして、招き猫のシーンからは天谷も活躍。キャラクターはすべて3DCG。現場では見えない相手を想像しながら演じなければならない。かなり想像力が必要だったのでは?
神木 そうなんです。すべてグリーンバックの撮影でした。キャラクターが動いたら僕らはこうリアクションするとか、相手が飛んで地面が揺れたらこういうリアクションとか、もちろんキャラクターとの会話もあります。そのなかで一番苦労したのは、みんなとのリアクションの温度差が出ないようにすること。リアクションをとりすぎてもとらなすぎてもダメなんです。
——确实玻璃球独特的色调既有美感也带恐怖,第一次看这种画面呢。然后招财猫那场开始天谷登场。角色全是3DCG。所以现场全得想象着看不见的角色边演。这需要相当强的想象力吧!?
神木 就是啊。全是绿幕拍摄。角色动了我们要这么这么反应,对方飞起地面摇晃起来要这么反应,当然也有跟CG角色的对话。其中最恼火的是要注意不要跟大家的反应出现反差。反应过度和不足都不行。
──そのなかでも、一番印象深いステージは?
神木 シロクマのステージですね。天谷的にはあまり動きはないんですけど、相手がどこにいて、いまどういうリアクションを取ればいいのかが、すごく難しかったです。
——其中印象最深的场景是哪一段?
神木 白熊那段吧。天谷虽然没什么动作,但是对方在哪儿,现在该采取哪种反应,这都很难。
──心理戦もドキドキさせられましたし、天谷のあの意味深な笑みにゾクゾクさせられました。
神木 あのシーンは、天谷が何を考えているのか分からない、その気持ち悪さを出したいと思っていました。単に危機的状況を楽しんでいるのか、それとも全部を分かって楽しんでいるのか、どっちなのか分からない感じを出したかったんです。
——心理战也让人心跳不止,天谷那意味深长的笑容让人毛骨悚然。
神木 那一场我想要表现出不知道天谷在想些什么的悚然感。他是单纯沉浸在危机状况当中呢,还是知道全部而乐在其中呢,我就想表现出这种让人分辨不清的感觉。
──十分伝わってきました。物語としては非日常ですが、その背景に描かれるものはすごく人間的に興味をそそられる感覚ですよね。
神木 そうなんです。完成して映画を観て思ったのが、“生きたい”という人間の動物的本能を改めて思い出させてくれる映画だなと。それは天谷を演じながらも感じていたことだし、この映画のメッセージでもあると思うんです。
——传达十分到位。就故事来说是非日常性质,可在这一背景下描述的却是相当吸引人的人性的东西。
神木 就是。拍完后看过电影我想这真是一部能让人想到“活下去”这一人类动物本能的电影。这是我演天谷期间感受到的,我认为也是这部电影要传达的信息。
──そして、この天谷という役で、神木さんがもともと持っている好青年というイメージが、いい意味で崩されました。いま以上の悪役に挑戦してほしいという期待も抱いてしまいます。
神木 僕自身も悪役を演じるのは楽しいんです。天谷もそうですけど、日常では絶対にありえないことをやれてしまうのも悪役のおもしろさ。どこまでできるか、挑戦し続けていきたいですね。
——然后,天谷这个角色让神木你原本具有的好青年形象在某种程度上崩溃了。甚至让人产生了希望你挑战更坏角色的期待感。
神木 我本身也沉浸在演坏人的乐趣当中。像天谷那样,能做日常当中绝对不可能的事情,这是演坏蛋的有趣地方。我也想继续挑战看自己能坏到什么程度。