アメリカ南部メキシコ湾の原油流出事故を起こした施設を管理する国際石油資本のBPは、事故発生以来、株価がおよそ半減し、今後も巨額の支出が避けられないことから、経営悪化への懸念が強まりつつあります。今回の事故を起こした掘削施設を管理しているBPは、イギリスに本社を置くメジャー国際石油資本の1つで、原油の流出を防ぐ対策を続けていますが、依然、流出は止まっていません。こうしたなか、投資家の間では業績への影響を懸念する声がしだいに強まり、10日のロンドン株式市場でのBPの株価は、事故が発生した4月20日の時点に比べてほぼ半分に値下がりしました。BPは、事故への対応でこれまでに14億3000万ドル、日本円で1300億円を支払っていますが、今後、被害への補償などでさらに巨額の支出が必要とみられています。BPは10日に出した声明で、資金面での不安を否定したうえで、「引き続き事故への対応を最優先課題としている」と表明していますが、事態が長期化するなかで経営悪化への懸念が強まりつつあります。
管理引起美国南部墨西哥湾的石油泄漏事故设施的是国际石油资本公司的子公司BP,自事故发生以来,BP股价大约下跌一半,后续处理也难免有巨额支出,越来越令人担忧其经营恶化.管理引起这次事故发生的采掘设施的是BP,BP是总公司在英国的国际石油资本的一个子公司,虽然防止石油泄漏的对策仍在继续执行,但是,依然没有停止泄漏.这次过程中,投资者们对(泄漏事故)对业绩影响的担忧之声渐强,10日的伦敦股市BP的股价与事故发生日4月20日的股价相比,下跌大约一半.为解决事故BP目前已支付14.3亿美元,折合日圆1300亿日圆,预计今后还必须付出巨额资本支付受害方的赔偿.BP在10日发表声明,在否认资金方面出现紧张的基础上,表示”对续发事故的解决对策列为最优先课题”,在事态有待长期解决过程中,经营恶化的担忧也正在加剧.