群馬県の関越自動車道で昨年4月に乗客7人が死亡したツアーバス事故を受けて、国土交通省は19日、旅行会社がバス会社に支払う運賃の基準額について、夜間の長距離運転に伴う交代運転手の人件費など、バス会社側の安全運行にかかる諸経費を上乗せする方針を固めた。

去年4月群马县关越高速公路上发生的旅游巴士事故造成7人死亡。因为这次事故,19日,国土交通省出台了一系列关于旅游公司支付巴士公司的车费标准价格的方针政策,其中包括在夜间长距离行驶中驾驶司机轮流接班的劳务费,还追加了关于巴士公司安全行驶的相关费用。

新しい基準額は秋にも公示される見通し。

预计新的标准价格将于今年秋季公示。

国交省によると、現在の基準額は2000年の規制緩和の際に導入され、人件費や燃料費などを算出して設定。この基準額から上限15%、下限25%の範囲内でほとんどのバス会社は運賃を決め、旅行会社と契約を結ぶことになっている。

据国土交通省透露,现在的标准价格是2000年放宽限制时启用的,劳务费和燃料费等费用也是当时计算后设定的。巴士公司可以依据这个标准价格,在自行确定运费后与旅游公司签订合同,浮动范围不超过原指标的15%,不低于25%。

ただ、基準額は一度も見直されておらず、旅行会社とバス会社の間では、基準額の下限をさらに下回る運賃で契約が結ばれるケースが多いという。同省の10年の調査では、バス会社2206社の約7割が適正な運賃を受け取れていない、と回答していた。関越自動車道で事故を起こしたバス会社の場合も、運賃は最低でも22万円なのに、受け取っていたのは15万円だった。

但这一标准价格从没有被重新估算过。旅游公司和巴士公司之间,很多时候会以比标准价格的下限还要低的价格订立合同。据国土交通省2010年的调查,在2206家巴士公司中,约有7成没有按照合理的价格订立合同。发生关越高速公路事故的那家巴士公司,当时最低的运费是22万日元,这家公司却只收取了15万日元。

同省は、運賃の値下げで安全にかかるコストが抑制され、事故を招く要因になると判断。人件費のほか、飲酒検知器導入などの経費も加えた基準額に見直すことで、安全性確保につなげたい考えだ。

国土交通省认为因运费下调,与安全相关的成本会受到限制,这是造成事故的主要原因。出于对安全性的保证,除了劳务费以外,增加酒精检测器等费用也被加入新的标准价格中。

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