本文摘自东京流行通讯,仅供参考。

不眠的眼:新宿(之一)

ずっしりと重いニコンF3HPを首にかけて、東口のALTAの巨大なスクリーンの下から歩き始める。画面からの色とりどりの投影を眺めながら。秋も深まった夜というのに、この有名なランドマークはたくさんの人でごった返している。一歩踏み出して、人の波に身を任せる。時おりファインダーをのぞき、周囲のネオンが空を様々な色に染める様子を眺めてみる。それはいつもと全く異なる姿である。夜は次第に深まっていくが、この不夜城はますます喧騒を増していくようだ。

脖上吊着沉甸甸的“尼康F3HP”,从车站东口的“ALTA”那巨大的液晶荧屏下探出脚去,看斑驳的投影。虽然已是深秋之夜,但这著名的约会地标前,却依然人潮如流。跨出一步,委身于人潮的涌动。时不时透过取景器,看周围的霓虹怎样把天际染得色彩斑斓,面目全非。夜色渐深,然而,这不夜之城却似乎更充溢着喧嚣。

新宿。この異郷の悪夢のような世界に何度潜入したことか。そこには、恐ろしくなるような真実があった。だが今、くっきりと描かれた横断歩道に足を踏み出した時、平衡を失うようなめまいに襲われた。遠くのNTTdocomoのビルの時計が突然時報を鳴らし、向かってくる人の波によってあっという間に視界がさえぎられた。その瞬間、時空が交錯し、見知らぬような、あるいは見慣れたような感覚が次々に私に押し寄せた。都市の眠らない目のように……。

新宿,有多少次曾经潜入异乡的梦靥?在梦中,它有着令人惊恐的真实。然而眼下真要脚踏这清晰的斑马线时,却感觉有些失真。远方NTTdocomo塔楼上的时钟,突然发出了报时的鸣响。对面的人群如潮水般涌来,顷刻湮没了视线。刹那间,时空交错,一种既陌生又熟悉的感觉纷沓而至,如同都市那只不眠的眼……

●22:00 新宿西口「思い出横丁」

●22:00 新宿西口“思出横丁(回忆胡同)”

高いビルが林立し、ネオンが輝く西口付近で、これは極めて稀有な存在である!奥深い横丁に昔の面影を残した飲食店が80以上も並んで、狭い空間の中でひしめき合っている。順番待ちの人々のために椅子を並べている店もある。横丁に入ると、濃厚な香りが鼻をつく。煙にいぶされた看板には「やきとり一富士」「情熱ホルモン」「らーめん若月」「居酒屋串衛門」などと書かれ、寿司、焼肉、ラーメンなど、本場の日本の味に私たちの食欲がそそられる。

在高楼林立、霓虹闪耀的西口附近,绝对堪称凤毛麟角的存在!深深的小巷里,80多家店面古朴的饮食店,密密麻麻地挤满了狭窄的空间,甚至有不得不将客椅沿街顺排的店铺。涉足横丁,那扑面而来的浓郁的香味,那被烟熏雾绕的特色招牌,“一富士烧鸟”、“情热荷尔蒙”、“若月拉面店”、“串卫门居酒屋”……寿司、烤肉、串烧、拉面,原汁原味的地道日本美食,无不在诱惑着你食指大动。

半世紀前、戦火のために廃墟となった新宿駅前に、よしず張りや戸板で作った店が建ち始め、次第に闇市が形成されていった。統制品ではなかった進駐軍の牛や豚のモツを調理していた店が、現在の串焼き店や居酒屋の起源である。当時お互いに誘い合って、安くておいしいつまみを楽しみに出かけたというお年寄りたちが、現在ここで昔を懐かしんでいる。バブル経済崩壊後、東京都は何度もこの横丁を取り払おうとしたが、今でも往時の面影がそのまま残り、昔を懐かしむ場所となっている。

半世纪前,那被战火焚为废墟的新宿站前,由竹帘、门板搭起的流浪小铺,渐渐形成了露天市场。战时限供驻军的“统制品”以外的牛肉、猪内脏的调理,成了今天烤串店和居酒屋的起源。老人们往昔相约前往,是为品尝味美价廉的酒菜。而如今,则成了他们怀旧慨叹的港湾。泡末经济破灭后,东京都政府曾几次欲改造关闭此街,但至今面容依旧,留下了一片能让人温故知新的乐园。

けむりがあたりに漂い、ぼんやりとした灯りがいっぱいに広がっている。杯を手に店主と世間話を楽しむのも、恋人たちが食べながら語らっているのを酔った目で眺めるのも、なかなか楽しいものだ。昼間はショッピングを楽しみ、遊び疲れた深夜にはこの思い出横丁に分け入って、本物の昭和時代を味わうのも面白いだろう。近くの高架橋からは、山手線の列車が通る音が響いてくる。時々どこかで歓声や笑い声がはじける。この思い出横丁の秋の夜こそ、日本のテレビドラマそのものだと思う。

烟熏火燎之中,盈满了一片昏黄灯光的朦胧感。尽情举杯,跟店主发些日常无关紧要的调侃,或醉眼看身边恋人们边吃边卿卿我我,也是件惬意美事。白天逛街血拼,买够了、玩累啦,深夜时分钻到这回忆胡同,来体验一下原汁原味的昭和时代,快哉快哉。不远处的高架桥上,山手线经过时铁轨发出的隆隆回响,偶尔被欢声笑语所撕碎,这思出横丁的秋夜,活脱脱日剧中的一幕。

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