【每日汉字】今週のテーマ・涼感
题目解析:
薄く織った織物。主に女性の着物を指す。一般的には「薄物」の表記でよいが、夏の季語としては「羅」の字が使われている。羅はもと鳥網を表す字で、後に薄絹の意や、「羅列」などに使う「並べる」意味を表すようになったという。
海藻のテングサを煮溶かして固めたもの。昔の冷たい食べ物といえばところてんで、夏の季語だ。テングサは昔、コモルハまたはココロブトと呼ばれ「心太」の字が当てられた。「太」がなぜ「てん」になるのか。(1)太の読みが変化した(2)太の字を「天」と読み誤った(3)「テングサ」の「てん」から――などの説がある。
覆いをすること。すだれや、植物による緑のカーテンで日光を遮ることが推奨されている。この遮蔽で電力消費量は5%下がるという。蔽の字は2010年、常用漢字に追加された。
「竹婦人」という表記もあり、抱き籠ともいわれる。抱いて寝るための円筒状の竹製あるいは籐(とう)製の抱き枕のこと。中が空洞なので風通しがよい。夏の季語。
縁側など家の端に出ていること。夏の季語。夕方や夜にうちわを手に涼むのである。もっともクーラーの排出熱が多い所ではかえって暑くなるかもしれない。今年こそ自然の風を味わいたい。