東京電力福島第1原発事故を巡る事態が深刻さを増すなか、政府は15日、東京電力と一体で事態に対処する「福島原発事故対策統合連絡本部」を設置した。事故の概要や計画停電を巡る東電側の情報提供の遅れに、政府側が不満を爆発させた形だ。同日午前には同原発2号機で圧力抑制プールが欠損するなど、さらなる深刻な事態も発生し、政府は同日午前の緊急災害対策本部などを延期し対応に追われた。

随着东京电力公司福岛第一核电站爆炸事态的严重升级,日本政府于15日与东京电力联合设立了“福岛核爆炸事件紧急处理联合总部”。对于东电未能及时汇报事件概况,政府表示强烈不满。继福岛第一核电站1号、3号机组发生爆炸事故之后,其2号机组又于15日早晨传出爆炸声,压力控制池受损,导致事态更趋严重化,政府追究紧急灾害对策本部处理不及时的责任。

「テレビで爆発が放映されているのに、官邸には1時間ぐらい連絡がなかった。一体どうなっているのか」。首相は午前5時半過ぎ、東京・内幸町の東電本店を自ら訪れ、東電の対応を強く批判。

“电视上已经报道出了爆炸情形,官方却延迟1小时左右才汇报,这到底是怎么回事!”首相与今日上午五点半左右赶到东京内幸町的东电总公司,对东电的处理不及时给予严厉批评。

「あなたたちしかいない。(原発からの)撤退などあり得ない。覚悟を決めて下さい。撤退したら東電は100%つぶれる」と、事態収拾に全力を挙げるよう指示した。これに先立ち、首相は官邸で記者団に「憂慮すべき状況は続いているが、何としても危機を乗り越え、陣頭指揮を執ってやり抜きたい」と力説した。

“要靠你们了!请做好不能安全撤离的觉悟,要是撤离了的话,东电就会百分百倒闭。”首相指挥要全力处理好目前的严重状况。在此之前,首相面对记者团,极力主张:“令人担忧的形势还在持续,但无论如何我们都要战胜危机,坚守在第一线指挥到底。”

一方、首相が東電に向かって約1時間後の午前6時40分、枝野幸男官房長官がこの日2度目の記者会見で、2号機の圧力抑制プールの破損を公表。「首相が東電に入って改めて現状把握をしたところ、把握できていなかった事象が認識された」と述べ、東電の報告遅れを示唆した。

之后一小时,一方面枝野幸男出席该日的第2次记者招待会,公布了2号机组压力控制池受损的相关情况。“首相前往东电重新了解了现状,对所谓无法掌握的事态重新定位。”枝野幸男暗自谴责东电延误报告的事实。

一方、防衛省は15日午前、2号機の爆発事故を受け、陸上自衛隊が予定していた給水作業を中止した。同原発の緊急事態応急対策拠点施設「オフサイトセンター」に司令部要員15人を残し、中央特殊武器防護隊150人など計180人の隊員は、14日深夜から陸自郡山駐屯地(福島県郡山市)に退避しているという。

另一方面,防卫省15日上午也受2号机组爆炸事故影响,终止了预定实施的供水作业。据报道,除了紧急事态对策处理中心的司令部要员15人留下外,中央特殊武器防卫队的150人等,总计180人在内已于14日深夜撤离。

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