建築コンセプト

日本館の建築は、Eco-Breathing Architecture -生命体のように呼吸する建築-を建築計画のコンセプトとし、以下のような方針のもとに計画しました。

Zone1

ゾーン1は、遣唐使の時代を中心に、日本の文化が中国の文化と交流しつつ発展してきた姿をグラフィックに映像を重ねて表現し、来場者に動く絵巻のような空間を歩いているように感じていただきます。

展示空間(1)つながりの驚き・遣唐使を中心に

遣唐使の時代を中心に中国から日本に伝わった文化が姿を変えつつも現代までつながっていることを、絵巻を思わせる帯風のうねるスクリーンなどで展示し、来場される方につながりの驚きを感じてもらいます。

展示空間(2)つながりの驚き?続くつながり
遣唐使の後も両国の文化的なつながりが続いていったことを体感してもらいます。

Zone2

ゾーン2は、四季豊かな自然との共生を特色としている日本の文化や現代のダイナミックな都市の様子をご紹介するとともに、地球環境問題の解決に向けた先端技術、さらには技術だけでは解決できない問題を解決に導く人々のつながりと活動を、最先端の技術や装置の実物の展示、体験型展示、映像や造形を組み合わせた空間演出で展開し、来場者に日本を原寸大で感じていただきます。

Zone3

ゾーン3は、日本と中国が協力して保護活動を行っているトキをモチーフとし、里山を舞台としたプレショーと、日本の伝統的な木造の演劇空間によるメインショーの2つのショーをお楽しみいだきます。ショーでは、昆劇と日本の伝統芸能である能のコラボレーションや、ロボットや映像などの分野の世界初、世界最大級となる様々な未来技術などを体験していただきます。

展示空間(1)(プレショー)「心のつながり」を育む技術

プレショーでは、30年近く日本と中国が協力してトキを保護している取組みをご紹介した上で、人々の活動や心をつなぐことに役立つ未来技術を体感していただきながら、一人一人の小さな取り組みが未来を開くことを予感させるショーを上演します。以下、そこに登場する未来技術をご紹介します。

展示空間(2)(メインショー)「心のつながり」と「開花」

プレショーに続いてメインショーでは、日本と中国が協力して保護活動を行っているトキをモチーフとしたミュージカルをご覧いただきます。

展示空間(3)(ポストショー)余韻

未来を担う子供たちや来館者の笑顔があふれた空間とします。