优秀奖-02-

中日関係の行方
鞍山师范学院-杨鑫瑶

アジアに二つの国があり、互いに学習し、互いに依存している。それは日本海を隔て、眺められるぐらいの中国と日本である。

中日関係の歴史は長くて複雑である。簡単に言い尽くすにはしがたい。中日関係の行方はきっとこの歴史に基づいて発展するのであり、決して楽ではないと考える。不安定の中の中日関係の行方が心配で仕方がない。

今の世の中は、グローバル化が進んでおり、どの国でも協力し合っての発展が望むはずである。この背景下で、一衣帯水の中日両国はアジアの二大強国として、民間交流を中心に、互い支えて友好的な隣国関係を作るべきだと考える。

中国では、[遠くの親類より近くの他人] ということわざがある。中日両国はまさにこういう関係だと思う。特に経済上両国の相互補完性が強いと見られる。九十年代に以来、バブル経済の影響を受けて、日本経済の不況は続けている。今、中国経済は急激に発展して日本も経済回復を始めたのである。また、日本の先進的な技術、チームワーク精神、忠诚さなどの大和民族精神で作られた日系企業も中国に大きいな影響を与えている。

2008年、中国汶川の大震災で、日本は急速に31人の援助隊が中国に赴いた。これも大震災後一番目に中国に到着した外国援助隊であった。また、2011年3月11日の東日本大震災で、中国政府も日本に2万トンの燃料援助と大量の援助物資を提供した。思いも寄らない自然災害は誰にとっても、どの国にとっても同じである。一瞬の間にすべてが消えてしまって、家屋も財産も更に命までも奪いられ、大自然に勝ってないのである。この自発的な助け合いは、中日両国の相手に対する思いやりのこめ表現であり、友好関係の証だと思う。

また、中国の長安を手本にして作られた奈良は、千年前に架けた中日両国の架け橋ではないかと思う。これを皮切りに中日両国の絆がますます深くなっていくと考える。

当然中日両国の間に共通点があるが、分岐点も存在すると思う。歴史的問題を認めるかどうか、尖閣諸島の帰属問題などが注目度の高いホッとスポットである。これらは中日関係を改善する重要なポイントである。このほか、無責任のメディアは未確認の噂を事実にして報道したことがある。また、両国の言語文化の差異による誤訳も中日関係のブロセスを影響すると考える。いったい、中日関係のあり方がどうかなるのでしょうか。人々は分岐点の前に自国の立場に立つのは当然だが、一方的な考えは私たちの理性を奪い、理性的な発言が出来なくなり、誤解を招いてしまう場合がしばしばあると考えられる。まるで過剰保護された子供の成長に役立たないようである。従って、若者として、目の前にある情報に対して理性を持ち、理性的な判断をして議論するのは大切であると考える。このように現われた偽りの噂が中日の友好関係に影響をしているのである。国民の一人として、政府の意向を変えるのに力が足りない。私はただ世の中が平和で、中日間早く平和の道に戻ることを望むしかない。   

中日関係が難しくなっているが、いずれも中日関係の行方は良くなると思う。近年では、アニメを始じめとする日本文化は、徐々に中国民間に浸透した。私たちの周りにも日本製品がたくさん増えている。日本の祝日も大衆に知られ、祝い始めたのである。中国語の中に[和語]を使うことも全く違和感がなくなったようで、多くの中国の若者はこの異文化に興味を持ち、恋に落ちてしまうぐらいになった。これらはすべて民間交流の力であると思う。一人の力は弱いが、大衆の力を集めては無限大の力になると思う。民間の力を信じて、この力で中日関係の改善に嵐を巻き起こしよう。

日本は2020年のオリンピック主催権を取った。オリンピック大使の泷川雅美さんがよく語ったの[おもてなし]は私に強い印象を残した。これは世界にだけでなく、更に中国に情熱をこめるの招きであると思う。今回のオリンピックを通して、中日両国がもっと多くの接触を達成し、誤解と衝突を解消することができたらいいなと願う。 

私は中日関係の行方は楽観的に期待している。二千年以上の交流の歴史を受け継いで中日両国必ず平和、友好の道に進んでいくと私は信じて、そう祈っている。