4.多品詞漢語(拥有多种词性的汉字词汇)

ある種の単たん語ごは二に様ようの活用をする。ここでは「安心」「心配」という一いっ対ついの例だけを挙げておく。

有些单词具有两种活用形式。此处仅举“安心”、“心配”这一对词加以说明。

1.「安心する」(動詞)/「安心だ」(ナ形容詞)
例「それから、王さんは安心になりました。」
安心になりました→ 安心しました

2.「心配する」(動詞)/「心配だ」(ナ形容詞)
「こんな人と結婚したら、将来の生活を心配しています。」
将来の生活を心配しています→将来の生活が心配です

動詞として用いる時は、「母は安心した。」「私は心配した。」と、経験主体(「母」「私」)の心理状態を述のべている。これに対し、ナ形容詞として用いる場合は、「ここまで来れば、(事態は)もう安心だ。」「将来の生活が心配だ。」「何か心配なことでもありますか。」などのように、安心・心配の対象(「事態」「将来の生活」「こと」)に対する評価を述べる評価形容詞として使われる。これは、感情じや生理状態を示す一部の形容詞が、「私は恐こわい」「地じ震しんは恐い」、「私は痛い」「注射は痛い」と、経験主体(「私」)の心理状態を述べると共に経験対象(「地震」「注射」)に対する評価をも表すことができるのと同様である。

作动词用的时候,如“母は安心した。”、“私は心配した。”等,叙述经历者主体(“母”、“私”)的心理状态。与此相对,作为形容动词用的时候,如“ここまで来れば、(事態は)もう安心だ。”、“将来の生活が心配だ。”、“何か心配なことでもありますか。”等,是在叙述对“放心”或“担心”的对象(“事態”、“将来の生活”、“こと”)的评价的评价形容词。这与一部分表示人的感情、生理状态的形容词的用法是一样的,如“私は恐い”、“地震は恐い”、“私は痛い”、“注射は痛い”等,在叙述经历者主体(“私”)的心理状态的同时,也可以表示对所经历对象(“地震”、“注射”)的评价。

しかし、動詞として用いる時は「安心」と「心配」はアスペクトを異ことにする。「彼は安心した」は、「彼」の緊きん張ちょうが解とけてほっとする瞬しゅん間かんを示す。しかし、「彼は心配した」は、過去に「彼」が心配でいても立ってもいられなかった状態を示す。「安心した」に対たい応おうするアスペクト、つまり平常心から心配のどん底ぞこに突き落とされる瞬間は、「心配になった」である。

但是作动词用的时候“安心”和“心配”的语态是不一样的。“彼は安心した”表示“他”紧张的心情放松的那一瞬间。但“彼は心配した”表示过去“他”因担心而坐立不安的样子。与“安心した”对应的语态,即表示从普通的心情一下子落入担心的深谷的瞬间时应该用“心配になった”。

心配になった      心配している          安心した            安心している

「安心」には、「安心になる」という用い方はない。(“安心”一词无“安心になる”的用法。)
そして、心配時の状況全般を回顧して述べる時、「あの時は本当に心配した。」と言う。しかし、安心時の状況全般を回顧する時の表現は特にない。(「あの時は本当に安心した。」と言えば、安心した瞬間の時のことを指さすことになってしまう。)これは、「安心」というのはいわば日にち常態のことであるから特に経過を追う必要がないからであろう。これに対し、「心配」は非常態であるから回顧の対象になり得るのである。

此外,在回顾并描述担心时的全盘状况的时候,可以说“あの時は本当に心配した。”。但是,在回顾放心时的全盘状况的时候则没有特别的说法。(如果说“あの時は本当に安心した。”的话,那么所指的就是放心的瞬间。)这是因为“安心”这个词是所谓的日常态,所以没有必要特别追求经过。与此相对,“心配”是非常态,所以容易成为回顾的对象。

注:本文内容节选于《たのしい日语作文教室》一书。本书由日本大新书局引进,由南开大学出版社和天津电子出版社联合发行,沪江日语授权转载部分内容。

本系列书籍分为“入门篇”、“进阶篇”及“常见错误解析篇”,大家可以根据自身的情况选择适合自己的一款。进网店选购>>

点我去【大新书局】的主页 >>