宪法监督 执行不力

白馬は馬にあらず、という中国の言葉がある。詭弁の右代表とされる。かつて売上税の導入が争点になり、これは大型間接税ではないと自民党が言いはったとき、口先のごまかしとなじるのに引用された

中国有一句话叫白马非马,堪称诡辩最杰出代表。曾几何时,在引进销售税成为争论焦点,而自民党坚持认为这并不属于大型间接税的时候,它被引用于对这种口吐诳言的责斥。

ごまかすつもりでなくても、ものの言い方は難しい。福島原発が爆発した映像をみんなが見ているのに、当時の官邸からの第一報は「なんらかの爆発的事象があった」だった。東電から情報が入らないとはいえ、不誠実な感じは免れなかった

即便并无诓骗打算,可表达方式却不易接受。例如,大家都看到了福岛核电站爆炸的影像,可当时官邸公布的首次报告却是“有某种爆炸的现象”。即便因尚未收到来自东电公司的情况报告,这一说辞能够成立,但仍然难免给人造成不够诚实的感觉。

誠実に説明しようとしているのだが、どうも釈然としないという例もある。自衛隊が憲法違反かどうかがまだ大きな争点だったころ、社会党は「違憲だが合法」という論法を編み出した。ただの違憲論ではもう時代に合わないという転換だった

虽然只是希望实事求是地说明情况,可就是不得释然,这样的事例也不胜枚举。在自卫队是否违宪尚处于争论焦点的那年头,社会党编织出了“尽管违宪,但是合法”的论调。这是一种改头换面,因为仅仅只是违宪论已不合时宜。

国会が決めた法律によって自衛隊が現にある。そのことは間違いないから認めようという考えだ。あとで「違憲だが法的存在」と言いかえたが、いずれにせよ苦しい理屈であり、わかりにくい

根据国会制定的法律,自卫队成为了现实。因为这一情况并没有错误那就认可了吧,完全是出于这么一种考虑。到后来便改换成了“尽管违宪,但属于依法存在”。不过,无论哪一种说法都纯属道理晦涩,难以明白。

「違憲状態だが違憲とはいえない」。おとといの最高裁の判決である。これもわかりにくい。一票の格差が法の下の平等に反していれば、違憲状態。それに加えて、ある期間内に国会が格差を正さなければ、違憲。こういう2段階で考えているから、なにやら詭弁めいた言い方になる

“虽处于违宪的状态,可并不能说是违宪”,这就是前天最高法院作出的判决。这也晦涩难懂。如若一票的差别违反了法律面前的平等,这就是违宪状态。在此前提下,如果国会在某一期限内未能纠正这一差别,便构成了违宪。是出于以上这么2个阶段进行的考虑,所以总觉得在表达上存在着诡辩的味道。

最高裁は、いわばがんばる時間を国会に再び与えた。国会は口先ではがんばるというが、これまでの行状を思うと暗然とする。憲法の番人は人が良すぎるのではないか。

换而言之,即最高法院再次给予了国会努一把力的时间。尽管国会在嘴上明确表示要加把劲儿,可联想到其之前的表现总觉得黯淡无光。或许是因为宪法监督人太好对付了?

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