财政重建 别无旁道

道路の工事が増えている。都内を走ると実感する。あるタクシーの運転手さんは「私ら、工事にいじめられてます」と言った。うっかり渋滞に巻き込まれると、普通より料金のメーターが上がる。その分、差し引いた金額しか払わないお客がいるらしい。渋滞もアベノミクスの効果か

道路工程不断增加,当你在东京都内行走是就会有亲身感受。有一位出租车司机说到,“我们都在受着这些个工程的气。”若不小心误入拥堵的车流,计价器显示的数字就会比平时高许多。有的乘客却只肯支付减去差额的那一部分车费。难道这拥堵也是安倍经济模式带来的效果吗?

デフレ脱却の見方が出る中、消費税率引き上げについて意見を聞く「集中点検会合」が終わった。6日間で60人もの有識者が語った。異例な催しだった。安倍首相が直々に号令をかけたのだという

在认为摆脱了通缩的情况下,听取有关提高消费税率意见的“集中检验会议”结束了。6天会期共有60位有关专家发表了意见,是一次异乎寻常的会议。据说,安倍首相对此反复下达了命令。

来年4月に増税することは法律で決まっているが、「経済状況の好転」が条件になる。そこをどう判断するか。結果は予想通りと言うべきか、「来春から8%」に7割が賛成だった。といっても、皆が諸手をあげてというわけではない

尽管决定依法将于明年4月提高赋税,但是仍须以“经济状况好转”为条件。那么如何判断?谈得上已取得预想结果吗?会上有7成专家赞成“明年春天提高至8%”。即便如此,他们也并非不附加任何条件。

「そのかわりに」という注文つきの意見が多かった。景気の下支え策を講じよ。法人税を下げよ。自動車取得税を廃止せよ。業界の利益を代弁するような主張もあったが、財政再建は先送りできないと大方が考えていることはわかった

很多意见都是以“取而代之的是”为补充形式提出了自己认可的看法。诸如,考虑制定一个支撑景气的政策啦,减少法人税啦,废止汽车购置税啦,等等。纵然也有代言业界利益的观点,但是从中也可以看到财政重建无法回避的共识。

それを知ってのことか、来年度予算案の概算要求が過去最大に膨れあがっている。道路も新幹線も、と欲張った結果だ。国の懐具合を慮る気配がない。古い自民党と「族議員」が臆面もなく蘇った

或许是早就了解到这一点的缘故吧,下一年度预算方案概算要求的扩大程度前所未有。结果是贪大求全,道路要修建、新干线也要上马,唯独缺乏考虑国家财政承受能力的心态。老自民党和“行业掌权议员”都放开了手脚得以全面复苏。

増税するか否か、首相は10月半ばまでに決める。予算の「入り」が決まらないと「出」も査定できない。道路の渋滞は裏道を通ればかわせるが、財政再建の遅れを言い逃れる裏道はない。

究竟增税与否,首相将于10月中旬之前做出决断。预算的“收入”若定不下来,那么其“支出”也就无从核定。道路的拥堵可以绕行旁道规避,可是逃避财政重建迟缓责任的旁道却并不存在。

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