天声人语翻译赏析:核泄事故 不可不咎
作者:zgx195
来源:天声人语翻译讨论组
2015-04-23 06:00
核泄事故 不可不咎
水に恵まれた国土のゆえだろう。私たちは比喩としての水のイメージを豊富に持っている国民だと、本紙歌壇の選者馬場あき子さんが書いていた。たしかに「水もしたたる」や「水を向ける」など、誰でも指折り挙げることができる
或许是因为国土受惠于水的缘故,我们往往被比喻为拥有丰富水资源的国民。本报歌坛的评委马场亚纪子曾在其评论中如是写到。的确,诸如“垂露欲滴般的鲜亮”、“供奉圣水”等等,与水有关的惯用短语谁都能掰着指头列举出几个来。
しかし今、「水も漏らさぬ」は立つ瀬がない。福島第一原発のタンクから、高濃度の放射能汚染水が漏れていたことがわかった。推計でドラム缶1500本分。大部分は地中にしみこんだとみられ、付近から高い放射線量が計測されている
然而到了今天,所谓“滴水不漏”的说法已经无地自容了。现已发现从福岛第一核电站的积水罐中泄露出了高浓度辐射污染水,据推算大约有1500个油桶的量。估计其中大部分已渗入了地下,因为附近已经测定出含有高剂量的辐射。
原子力規制委は、国際的な尺度でレベル3の「重大な異常事象」にあたるとの見解を示した。そもそもの事故が大きすぎて感覚が鈍るが、平時にこのレベルなら大騒ぎになろう。漏れた原因さえ分かっていない
原子能规制委认为,按照国际标准尺度衡量,这已达到3级“重大异常现象”的程度。往往事故过大感觉反而迟钝,若在平时如此程度早就闹得沸沸扬扬的了,况且连事故原因目前还搞不清楚。
それにしても、水に絡む、次から次への深刻事態である。1日に約300トンの汚染水が海に流れ込んでいるという試算が出たのは、つい先日のことだ。あれやこれやで、東電はもはや、ダウン寸前のボクサーさながらだ
就此一点来看,也算是一种与水有关且不断发展着的严重事态。不久前又测算出1天约有300吨的污染水流入了大海。这一桩桩一件件使得东电公司都快成了一名行将倒地的拳击手。
立っているのがやっとの一企業に、事故処理を任せっぱなしにはできまい。原発の再稼働や諸外国への売り込みを急ぐために、廃炉、収束は東電に任せて自らの責任は水に流したい。そうした意図が政府にあると見るのは、勘ぐりが過ぎようか
我们绝不能将事故处理委派给一个连站立都费着好大劲儿的企业。为了急于重启核电站以及向各国出售核技术,将废堆、收拾残局都委派给了东电公司,自身责任付水东流。认为政府有以上意图的看法,不知是否揣度得有些过了头。
「水に流す」とは、なかったことにすること。いわゆる禊の思想が裏にあるという。禊ぎは政治家の得意技だが、国策として推進した事実は消しようもない。災害は今も進行中である。
所谓“付水东流”就是既往不咎不再计较。即背后具有洁身的思想。洗清自身是政治家擅长的伎俩,但是作为国策推进的事实是无法消除的,况且灾害也仍在继续发展之中。
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