天声人语翻译赏析:前总指挥 英年早逝
作者:zgx195
来源:天声人语翻译讨论组
2015-04-13 06:00
前总指挥 英年早逝
美談調や英雄視は、だれよりも本人が迷惑だろう。ただ、背負わされた責任とストレスはいかばかりだったかと思う。人間の創りだしたものが人間を呑み込もうとする修羅場で陣頭指揮をとった。文字どおり「最後の砦」だった
传为美谈及视作英雄,相对于他人而言,对其本人恐怕都是一种麻烦。就光是肩负着的不可推卸的责任以及承担着的无法摆脱的压力,真不知道该有多大啊?他就站在了这个由人类制造的产物行将吞噬人类的战斗第一线指挥作战,这真是名副其实的“最后堡垒”。
おととい亡くなった福島第一原発の事故発生時の所長、吉田昌郎(まさお)さんに重なる故人がいる。28年前の夏に墜落した日航ジャンボ機の機長、高浜雅己さんである。背景も状況も異なるが、ともに制御不能となってのたうつ巨体と必死に格闘を続けた
还有一个故人,可以与这位于前天病逝的福岛第一核电站发生泄漏事故时的站长吉田昌郎相提并论,这就是28年前的夏天发生坠机事故的日航巨无霸客机机长高浜雅已先生。尽管当时的背景及情况完全不同,可同样面对失去控制的狂暴的庞然大物坚持着殊死的搏斗。
日航機は、垂直尾翼が壊れたという致命的な出来事を知り得ぬままだった。「これはだめかもわからんね」という機長の声をボイスレコーダーは拾っている。福島原発も内部の様子は分からない。「これで終わりか」と吉田さんは思った
当时的他并不知道,对于日航机来说,垂直尾翼损坏是一种致命的故障。我们从语音记录仪上听到了这位机长留下的声音,“情况也许不好啊”。福岛核电站也是如此,人们并不了解内部的情况。当时的吉田先生心里想的只是“难道就这么完了?”
そういえばジャンボも、あの事故まで安全神話に包まれていた。まことしやかな神話が崩壊するたびに、文明の墓場のような光景が繰り広げられる。技術者として人間として、吉田さんにはもっと色々語ってほしかった
如此看来,在事故发生之前的当时。这架空中巨无霸也被安全神话所包装着。每当深信不疑神话破灭时,眼前就会展现出一片文明墓地的景象。作为一个工程师,作为一个人,我们真希望吉田先生更多地发表自己的各种见解。
本社命令に逆らって海水注入を続けなければ、結果はさらに悲惨だったかも知れない。「あの人だから団結できた」という現場の声も聞く。それでも福島の被害は、かくも甚大である
如果不是他违抗总公司的命令加注海水的话,结果也许更加悲惨。我们在现场听到了这样的声音,“因为是他,所以我们才能够劲往一处使”。可即便如此,福岛遭受的灾害也太过巨大了。
折しも訃報の前日、電力4社は原発10基の再稼働を申請した。しかし緊急時の作業者の被曝限度などは、具体的な検討が進んでもいない。ご冥福を祈りつつ思う。「身を挺しても」の気概頼みで原発を操ってはならない。
就在发出讣告的前一天,4家电力公司还提出了重启10座核电站的申请。但是,有关紧急情况下作业人员的承受辐射限度指标等具体方案的研究却无任何进展。我们为他祈祷,然而,核电站的操控是不能光凭“挺身而出”的气概进行的。
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