4: ジャンプ作品にロングセラーが多いのはなぜ?

4:JUMP系漫画销量长青的多是为什么?

『週刊少年ジャンプ』が年齢や性別、さらには国籍も問わず人気を集めている理由を探ってきましたが、今さらながら長寿作品の多さには驚かされます。連載38年目を迎え、ギネスブックにも掲載されている『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はもちろん、『HUNTER×HUNTER』に『ドラゴンボール』、『ジョジョの奇妙な冒険』など、連載15年以上にわたる長寿作品は枚挙に暇がありません。作品が長く続くのには秘訣があるのでしょうか。心理学者の内藤誼人(ないとう・よしひと)先生に聞きました。

我们探讨了《周刊少年JUMP》不分年龄、姓名也不分国界而受到欢迎的原因,可仍会对其长寿作品之多而倍感惊讶。不用说连载迎来38年,甚至登上吉尼斯世界纪录的《乌龙派出所》,像是《HUNTER×HUNTER》、《龙珠》和《JOJO的奇妙冒险》等连载超过15年的长寿作品也不胜枚举。作品长寿是否有其秘诀呢?我就此询问了心理学家内藤谊人先生。

「短期間であれば、人気にかこつけて惰性で書き続けることも、もしかしたら可能かもしれません。しかしどんな大作家であっても、高いモチベーションを維持できなければ、長期間に渡って創作を続けることは困難です。そのためには、読者に支持されているということが目に見えて実感できる必要があります。ファン投票や単行本の売れ行き、担当編集者がファンの声を逐次届けるなど、作家の創作意欲を維持するための何らかの仕掛けを用意しているはずです」

“如果只是短期,借口有人气而惰性的继续画的情况可能也存在。不过,不管是多么大牌的漫画家,如果不能维持高昂的积极性,要长期持续创作是很困难的。为此,受到读者支持以看得见摸得着的形式表现出来变得必要。所以就有了读者投票、单行本销量以及责任编辑不断递送读者信件等形式,来维持漫画家的创作欲望。”

ジャンプが1968年の創刊以来、毎週読者から送られてくるファン投票の結果を重視して、作品の継続・打ち切りを決定しているというのは有名な話です。また、これは憶測に過ぎませんが、『HUNTER×HUNTER』が過去に何度かの休載を挟んだというのも、作者が最高の作品を世に送り出すために、創作意欲を高める期間だったのかも知れません。

JUMP从1968年创刊开始,就重视每周读者寄来的投票结果,并由其来决定作品的继续还是腰斩,这在业界很有名。此外,当然这仅是臆测,《HUNTER×HUNTER》曾多次休载也可能是为了让作者画出最好的作品而提高其创作欲望的间隔期。

「もちろん、こうした人間の心理に働きかけるさまざまな仕掛けも、作品自体、雑誌自体の高いクオリティーが大前提です。私自身が長い間ジャンプのファンを続けているのも、当然それが面白いからですよ」

“当然,这些针对人类心理做出的各种安排,也是以作品本身以及杂志本身的高品质为大前提。我自己能够长期继续作为JUMP的读者也是由于有趣”

ジャンプが持つさまざまな魅力に加えて、内藤先生の揺るぎないジャンプ愛も確認できたところで、今回のインタビューを終えたいと思います。みなさんも2013年12月27日公開の『劇場版 HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION―』を見て、ジャンプ作品の魅力を再確認してみてはいかがでしょうか。

我们本次认识到JUMP所具有的各种魅力,以及内藤先生对JUMP不动摇的爱,想就此结束本次的采访。大家也去看看2013年12月27日上映的《剧场版 HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION―》,再来审视一番JUMP系作品的魅力吧。

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