75 つべこべ言わずに、早く行ってこい

人物:父   娘
場面:父親にタバコを買いにゆくよう頼まれる / 女儿被父亲支使去买烟

父:おい、清子、ちょっとタバコ買ってきてくれないか。
/ 哎,清子,去给我买包烟来。

娘:あら、お父さん、タバコやめたんじゃなかったの?
/ 哟,爸,你不是烟了吗?

父:やめたよ。禁煙をな。
/ 停了,不了。

娘:(溜め息まじりに)もったいない。せっかく一ヶ月続いたのに。
/ (一边叹气)真可惜。好不容易了一个月了。

父:いいから、さっさと買ってきなさい。
/ 行啦,快去买吧!

娘:お母さんに叱られるわよ。やっぱりやめたほうがいいんじゃない?
/ 妈又该骂我了,您还是戒了好吧。

父:いいから、つべこべ言わずに、早く行って来い。
/ 行了行了,别在那罗嗦了,快去买吧!

娘:じゃあ、おつりちょうだい!
/ 那,找回的零钱归我。

父:(お金を手渡しながら)ほれ。
/ (把钱递过去)给!

娘:やだあ。たったの300円?千円にしてよ。
/ 什么呀,就300呀?给1000。

父:そんなにやれるか!
/ 哪能给你那么多!

娘:じゃあ、おおまけにまけて、500円。500円ちょうだい!掌を大きく開いて父の目の前に突きつける)。
/ 那,我一让再让,500,拿500来。(大开巴掌伸到父亲眼前)

父:だめ、だめ!
/ 不行,不行。

娘:500円!じゃなきゃ、買いに行ってあげないわよ。
/ 500,不拿来,不去给您买。

父:まったく、なんてやつだ。(しぶしぶあと200円を出しながら)ほれ。
/ 真是的,什么孩子!(不情愿地再拿出200)给。

娘:もうかっちゃってー。
/ 噢,赚啦。事物:夫   妻
場面:家で夫にお茶を入れながら / 在家里,边给丈夫倒茶边聊

妻:ねえ、お父さん。清のことでちょっと相談があるんだけど。
我说,他爸,阿清的事想和你商量一下。

夫:うん。
嗯。

妻:あの子ね、来年、中学生でしょ。それで、私立に入れたらと思うんだけど。
这孩子,明年该上中学了,我想啊,让他上私立学校。

夫:私立?うちにそんな余裕あるのか。何で公立じゃだめなんだ。
私立?咱家有那么富裕吗?公立怎么就不行?

妻:だって、清が公立に行くのはいやだって。丸刈りにされたくないらしいの。
你听我说呀!阿清说他不愿去公立学校。他不愿意剃光头。

夫:そんな、たった3年辛抱じゃないか。それに坊主頭のどこが悪い。
不就坚持3年的事吗?而且光头有什么不好?

妻:丸刈りだけじゃなくって、公立は校則がいちいち細かいところまで厳しいでしょ?
不只是光头,公立学校的校规多严啊!

夫:校則なんて私立にもあるだろ。
校规嘛,私立又不是没有。

妻:でも私立は公立なんかよりずっとましよ。高校は公立に行かせるとして、せめて中学だけでも私立に行かせてあげましょうよ。
可私立比公立好多了,高中咱让他上公立,至少就中学阶段,让他上私立吧!

夫:あいつはそんなに丸刈りがいやなのか。
这孩子就那么讨厌短头发?

妻:ええ、もう、絶対いやだって。むりやり公立に行かせたとしても、登校拒否になったり、ぐれたりするのが落ちですよ。
嗯,他说了,说什么也不干。咱就是硬给他送进了公立学校,要是逃学、学坏了可就糟了。

夫:そうか、そんなにいやがってるのか。でも金はどうするんだ?
是吗?他那么不愿意呀。可是钱怎么办呢?

妻:そんなの、私がパートでもなんでもやって、どうにかしますよ。
钱嘛,我去做点小时工什么的,想法子解决嘛。

夫:私立ねえ。とりあえず考えさせてくれ。今すぐには決められん。
私立----,你让我想想再说,现在马上定不了。

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