【经典日本文学】8.一房の葡萄06
来源:沪江听写酷
2012-02-21 15:00
关键词:
銘銘【めいめい】
仰る【おっしゃる】
耳こすり【みみこすり】
僕たちは若い女の先生に連れられて教場に入り銘銘の席に坐りました。
僕はジムがどんな顔をしているか見たくってたまらなかったけれども、どうしてもそっちのほうを振り向くことができませんでした。
でも僕のしたことを誰も気のついた様子がないので、気味が悪いような、安心したような心持ちでいました。
僕の大好きな若い女の先生の仰ることなんかは耳に入りは入ってもなんのことだかちっともわかりませんでした。
先生も時々不思議そうに僕のほうを見ているようでした。
僕はしかし先生の目を見るのがその日に限ってなんだかいやでした。
そんなふうで一時間が経ちました。
なんだかみんな耳こすりでもしているようだと思いながら一時間が経ちました。
我们被年轻的女老师带进教室各自坐下。
我很想看吉姆的脸,但是怎么也回不了头。
但是因为我做的事好像没人发现,有点害怕,但也算心安。
我最喜欢的年轻女老师说的话都没听进去。
老师也时不时地往我这面不可思议地看。
我虽然只有那天被老师那样看但是很不喜欢。
就那样一个小时过去了。
不知怎么了大家在互相耳语似的,一小时就这样过去了。