经典日本文学:2.螃蟹的买卖(上)
来源:沪江听写酷
2011-12-24 15:00
日本文学故事或童话传说都是日文学习者必读的教材。
这套《经典日本文学有声故事集》包含的文章从简到难。
当大家听写之后,对照着原文跟着看,跟着听,跟着念,跟着想的时候,在不知不觉间日语实力就一定会得到提升。
大家加油哇↖(^ω^)↗
这套《经典日本文学有声故事集》包含的文章从简到难。
当大家听写之后,对照着原文跟着看,跟着听,跟着念,跟着想的时候,在不知不觉间日语实力就一定会得到提升。
大家加油哇↖(^ω^)↗
蟹がいろいろ考えたあげく、床屋を始めました。
蟹の考えとしてはおおできでありました。
ところで、蟹は、「床屋という商売は、大変暇なものだな。」と思いました。
と申しますのは、一人もお客さんが来ないからであります。
そこで、蟹の床屋さんは、はさみを持って海端にやっていきました。
そこにはたこが昼寝をしていました。
「もしもし、たこさん。」と蟹は呼び掛けました。
たこは目を覚まして、「なんだ。」といいました。
「床屋ですが、ご用はありませんか。」
「よくご覧よ。私の頭に毛があるかどうか。」
蟹はたこの頭をよく見ました。
なるほど毛は一筋もなく、つるんこでありました。
いくら蟹が上手な床屋でも、毛のない頭をかることはできません。
蟹は、そこで、山へやっていきました。
螃蟹想了很久,終於做起理髮師的生意。
以螃蟹的思考來說,這已經是很棒的想法了。
但是螃蟹覺得:「理髮師的生意,真是很閒的工作啊。」
會這麼說,是因為都沒有客人上門。
於是理髮師螃蟹帶著剪刀去海邊。
那裡有一隻章魚正在午睡。
「哈囉哈囉,章魚先生。」螃蟹叫他。
章魚張開了眼睛,說:「幹嘛!」
「我是理髮師,您有什麼需要我服務嗎?」
「你仔細看看!我的頭上有毛嗎?」
螃蟹仔細地看了看章魚的頭。
原來如此,一根毛髮也沒有,光溜溜地。
不管螃蟹是多麼高明的理髮師,也無法剃沒有頭髮的頭。
於是螃蟹到山裡去。