日本文学故事或童话传说都是日文学习者必读的教材。
这套《经典日本文学有声故事集》包含的文章从简到难。
当大家听写之后,对照着原文跟着看,跟着听,跟着念,跟着想的时候,在不知不觉间日语实力就一定会得到提升。
大家加油哇↖(^ω^)↗
一本の木と、一羽の小鳥とは大変仲良しでした。 小鳥は一日その木の枝で歌を歌い、木は一日中小鳥の歌を聞いていました。 けれど寒い冬が近づいてきたので、小鳥は木から別れて行かねばなりませんでした。 「さよなら。また来年きて、歌を聞かせてください。」と木はいいました。 「え。それまで待っててんね。」と、小鳥は行って、南のほうへ飛んで行きました。 春がめぐってきました。野や森から、雪が消えていきました。 小鳥は、仲良しの去年の木の所へまた帰っていきました。 ところが、これはどうしたことでしょう。 木はそこにありませんでした。根っこだけが残っていました。 「ここに立ってた木は、どこへいったの。」と小鳥は根っこに聞きました。 根っこは、「樵が斧で打ち倒して、谷のほうへ持っていっちゃったよ。」といいました。 小鳥は谷の方へ飛んで行きました。
曾經有一棵樹和一隻小鳥非常要好。 小鳥一整天在樹枝上唱歌,樹也一整天聽著小鳥的歌。 但是寒冷的冬天近了,所以小鳥不得不離開樹木。 「再見。明年請再來唱歌給我聽。」樹木說。 「要等我到那時候喔。」小鳥說完,就飛向南方去了。 春天來臨,原野和森林的雪都融化不見了。 小鳥又回到去年感情很好的樹身邊。 但是,這是怎麼一回事呢? 樹木並不在那裡,只剩下樹根。 「本來站在這裡的樹,到哪裡去了呢?」小鳥問樹根。 樹根說:「樵夫用斧頭把它給砍了,拿到山谷那邊去了喲。」 小鳥往山谷飛去。