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关键词:ハレー彗星 カミーユ・フラマリオン センセーショナル チューブ
世界の終わりに関するエピソードを一つ紹介しよう。今から98年前、明治43年のことである。西暦でいうと1910年、ハレー彗星が地球に接近した。ハレー彗星は76年一周期で太陽の周りを回る彗星。1910年、この時、ハレー彗星は、地球に衝突するのではないかと言われた。実際は衝突しなかったけど、地球はハレー彗星の尾の中を通過することが分かった。そしてこの時、 フランスの科学者カミーユ・フラマリオンは、「彗星の尾に含まれる猛毒成分で地球上の生物はすべて窒息死する可能性がある」という説を発表したんだ。当時すでに、彗星の尾には、有毒のシアン化合物が含まれていることが知られていた。このニュースは世界を駆け巡った。彗星の尾の中を地球が通過するのは1910年 5月19日の昼頃。この時日本では5分間空気がなくなると言われた。実に不可解な噂だよね。彗星の尾に入ると、なぜ空気がなくなるのか。そしてなぜ五分間なのか。何も起こらないと説明する天文学者もいたけれど、当時の新聞はこの話をセンセーショナルに煽った。人々はパニックに陥った。全財産を一日で使ってしまう者、昼間から芸者遊びに明け暮れる者、窒息死は嫌だと、彗星の接近前に、自殺をしてしまう者さえいたそうだ。子供たちは盥に水を入れて、その中に顔を沈め、五分間息を止める練習などを繰り返したのだという。お金持ちは自転車のチューブを買い込むという騒動があった。自転車のチューブが何十倍にも値上がりし、それによって大儲けした者もいた。チューブ内の空気を吸うことにより、5分間を何とか乗り切ろうという冗談のような本当のお話。そして、明治43年5月19日、実際にその時はやってきた。しかし、5分経っても、10分経っても、何も起こらない。やがて、お昼を知らせるチャイム。 「バカバカしい、飯でも食うか。減りすぎせいだ。」 実際には、彗星のガスは非常に薄いため、地球が尾の中を通過しても、ハレー彗星のガスは地球の厚い大気に阻まれて、地表に到達することはない。もちろん、空気がなくなることはなかった。ハレー彗星の接近は地球及び生命体には何の影響も与えなかったのである。 それにしても、この時、チューブを売って、大儲けした人たちがいるわけよね? 世界が終わる時に、金儲けなんてやるわね。 人間とはなんと浅ましい。 逞しいとも言えるわね。 世界が終わるというのに? でも、今だって地球の温暖化で人類は危機に瀕しているわけじゃない? これって、お金儲けのチャンスじゃない? まあ、そういうこともあるかもしれないね。 でも、今はタイヤのチューブを買い占めても、あまり意味はないよね。空気がなくなることはない。二酸化炭素が増えているけどね。 世界が終わる時こそ、チャンスって気がするのよね。サバイバルのために、何かできることないかしら? とりあえず、木を植えることかな。 エコな技術を持った会社の株を買うとか? 君、逞しいね。君と一緒に生き延びたいよ。 生き延びてどうするの? 次にハレー彗星が地球に接近するのは2061年7月。 もしそれまで、僕たちが一緒にいれば、夏の夜空に美しい尾をつけたハレー彗星の姿が見られるはず。 それまで、地球環境も、私の愛も、持続していたら、ね。