精彩日文晨读II 70、小胖子
来源:沪江听写酷
2011-08-08 00:02
选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
デブ坊
毎日、犬の散歩の途中で立ち寄る小公園、いつもは大勢の子供たちが、がやがやと跳びまわっている。私も犬もこの子供たちとすっかり馴染みになった。
今日は梅雨時のような、どうより雲った空で降るとも見えぬ霧雨の中だ。そのせいか、昼間のせいなのか、子供は1人だけだった。
この子は、ワンパクで、デブで、ガキ大将らしい。いつも大きな声で仲間たちに威張っている。名前も聞いたが忘れてしまった。デブと言っても、固太りで、日焼けしている。
よく水道の蛇口を上に向けて指で抑えて、水を跳ね飛ばしている。いつもは私の犬のそばに走ってきて、犬と親しいことを仲間たちに自慢している。
今日は1人だけのせいか、大人しい。ビニール袋に昆虫を一匹入れて持っていた。
私は犬と並んで、ベンチに腰掛けて、煙草を吸っていた。デブ坊も、私たちのベンチに腰掛けて、犬の頭をなでて、犬は坊やの頬っぺたを舐めた。
「坊や、何年生だっけ?」
「俺、幼稚園」
「あ、そうだったな。坊や、お昼ご飯済んだの?」
「まだだよ」
それから、私の煙草のこと、ステッキのこと、坊やの幼稚園のこと、公園の大きな木のこと、いろいろ話した。
七十過ぎた老人と幼稚園坊やの不思議な会話がしばらく続いた。
犬を真中にして、私とデブ坊の会話は不思議とウマが合うのだ。
デブ坊は急に私の顔を見て、「おじいちゃん、ご飯食べに行ってきてもいい?」と言った。私の孤独をいたわる思いが、デブ坊の目の中にあった。
デブ坊は公園から走って行った。ベンチには、私と犬だけが残った。
小胖子
我每天牵着狗散步,途中都要路过一个小公园。公园里面总是聚满了一群孩子,蹦呀跳呀的,跑来跑去。渐渐地,我和我的狗跟孩子们也成了朋友。
今天像是梅雨季节一样,天空阴沉沉的,看似下雨,又不见雨滴,原来是浓雾在飘洒。大概是天气原因,也可能是正直中午,公园里只有一个孩子。
这个孩子胖胖的,脸上带着顽皮,一看就是个孩子王。他总是大声地嚷嚷着,在其他的孩子中间逞威风。曾经问过他的名字,但已不记得了。这个小胖子,胖得结实,皮肤还被太阳晒得黝黑。
他经常在水池旁,把水龙头朝上,手压住出水口,喷水玩。也经常跑过来跟我的狗玩,并且以跟我的狗关系亲密为荣,向其他孩子炫耀。
今天可能是就他一个人的缘故,手里拿着一个塑料袋,里面装着一只虫子,不声不响,显得格外老实。
我跟我的狗并排坐在长椅上,我抽着烟。小胖子就凑了过来,跟我们坐在一起,摸着狗的头,狗舔着他的脸颊。
“小胖子,上几年级了?”“我啊,才上幼儿园。”
“是嘛,中午饭,吃了吗?”“还没呢。”
之后,我们又聊到了我的烟,我的拐杖,小胖子的幼儿园,公园里的大树,聊了很多。
一个七十岁的老头,一个幼儿园的孩子,对话就这么不可思议地进行着。
狗坐在我们中间,我和小胖子聊得津津有味。
突然,小胖子把头转向我,说:“老爷爷,我要回家吃饭了。”眼睛里充满了对我这个孤老头子的怜悯。
小胖子走了。长椅上只留下了我和我的狗。