选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
大きな時計 「眼は人間のマナコなり」 「大きな時計に小さな時計、どっちも時間がおんなじだ」 ふざけたことを書いて申し訳ないが、寄せで覚えたこんな言葉が、私にとっては、長い間重要な役割をしている。 今でいう「ネクラ」ではないが、私は理由もなく気が沈んでどうしようもないことがある。そんな時に沈んでいく私を支えてくれるのが、こんなくだらない言葉なのだ。 私は根が単純にできている。「大きな時計に小さな時計」と口の中で繰り返していると、その中に、いつしか気持ちが明るくなっていくことに気がつく。 こんなことは私だけだろうと思っていたが、案外に他愛もないことで、消沈する心を食い止める手段にしている人が多いのではないだろうか。 暗く暗く、どこまでも沈んでいく気持ちをそのままにしているはずはない。沈んでいくときには、自分で浮き上がらせる何らかの方法を誰でもきっとお持ちのことと思う。 本能的に、気落ちのバランスを取るための方法をそれぞれにお持ちのはずだ。 沈みっぱなしで生きられるとは考えられない。みんな何かの救急薬を隠し持っているのだろう。 重苦しく頭を抱え込んでしまうような会議の途中で、洗面所にいくと、意外にも一人でにやにや笑っている人に会うことがある。会議とは関係のないおかしなことを頭の中に引っ張り出して、その人は自分だけの秘密の方法で、心のバランスをとっているのではないだろうか。 その人は照れくさそうに「やあ」と挨拶する。場違いなほどに明るい顔だ。 独自の方法で、濁った頭に酸素を補給していたに違いない。
大钟 “眼睛是人的窗户。”(其实应该是“眼睛是心灵的窗户”) “大钟小钟,时间都一样。” 开篇就是这两句无聊的话,真是对不起读者了。听相声的时候偶然记住了这两句话,很长一段时间里,在我的生活中发挥了很大的作用。 我并不是现在所说的“性格灰暗”的人,但是情绪还是会时不时地陷入莫名的低谷。在那个时候,支撑着我从情绪的低谷中走出来的,就是这两句看似无聊的话。 我秉性单纯得很。即便是那样两句可能在别人看来无聊的话,我在口中反复念叨几遍,心情就会不知不觉地明朗起来。 开始以为,这样的蠢事只有我一个人能做出来。后来意外的发现,原来靠这些无聊的手段来自我解闷的人还真不少。 灰暗的情绪一直往下沉没、沉没,我们不能就让它这么沉没下去。总的想点儿办法,阻止这种沉没,让情绪恢复,以至高涨起来。 我想每个人都会有各自的办法。本能的,平衡自己情绪的办法,每个人都会有。 让情绪放任地沉没,我们无法想象这样的状态,更无法生活在这样的状态中。每个人在这个时候都会打开自己的急救箱,拿出自救的宝药。 婆娘的缠脚布一样的会议,听的人头都发痛发胀。中途去趟洗手间,撞上了一个人在那独自傻笑。这个人一定是从记忆中翻出自己认为搞笑的事儿,暂时逃离无聊的会议,给自己一点娱乐。这就是这个人自己的宝药,用以平衡自己情绪的宝药。 他看到我,有点不好意思地打个招呼。但是脸上还是无法掩饰那不合时宜的笑。 不用说,他无疑是在用自己独特的方式调节情绪,给大脑补养来着。