选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
恥を知れ みんなが体中にいちめんに毛が生えていて、毛のないのは私だけだった。 変てこな夢を見たものだ。夢の中では、みんなは薄茶色の毛に覆われていた。私だけがまるで裸で皮膚が露出していた。恥ずかしいというよりも、ひどく慌てて、周囲の人たちの目から逃れようと、必死で逃げ回っている夢だった。汗びっしょりになって目が覚めた。 床の上に起き上がって、つくづくと自分の腕や足を見ていた。不気味に見えた。 なぜ人間だけが、毛をまとっていないのだろうか。 人間以外の哺乳動物が殆どが毛をまとっているのに、なぜ人間だけが、こんな姿になっているのだろうか。頭髪と眉毛と腰の一部にだけしか毛がないのはなぜだろうか。 毛がないことが、人類の進化なのだろうか。このことには何の根拠もないようだ。肌剥き出しの人類気味悪いではないか。 寝室を出て階下に行ったら、家のものみんなが夢の中で見たように、全身に毛が密生している私の裸を見て、キャーッと逃げ惑ったとしたら、どうなるだろう。まだ夢が尾を引く中で、私はしばらく途方にくれていた。 誠に馬鹿げた話で申し訳ないが、なぜ人間だけが毛がないのだろうかと、疑いだしたら、疑いが無限に広がった。 私はある伝説を思い出していた。 人間は、昔から性悪だったので「恥を知れ」という意味で、神様に全身の毛を抜かれてしまったのではないだろうか。 犬でも猫でも、毛で覆われていて、人間より、遙かに美しい。 人間が最も美しいというのは人間が勝手にそう決めているだけで、実は芋虫みたいで、最も無様なものかもしれない。
羞耻 周围的人全身都长着毛,没长毛的只有我一个人…… 我做了一个奇怪的梦。在梦中,大家都被浅褐色的毛发覆盖着,唯有我一个人像是光着身子一样,全身的皮肤裸露在外面。与其说是害羞,不如说我真是吓坏了。为了躲避人们的目光,我拼命的奔跑。就是这样的一个梦。我吓了一身冷汗,醒了。 我从床铺上爬起来,仔细地端详着自己的胳膊和腿,不禁毛骨悚然。 为什么只有人身上没有被厚厚的毛发覆盖呢? 人类以外的其它哺乳动物,都覆盖着厚厚的毛发。唯有人类是这副模样,为什么呢? 为什么人类只有头发,眉毛,还有腰部留着毛发的痕迹呢? 没有毛,是人类的进化吗?这样的话好像还没有十足的根据吧。裸露着皮肤的人类,不觉得害羞吗? 从卧室出来,来到楼下,心里想:如果老婆孩子就像刚才梦中那样,看到满身长毛的我是裸露着跑出来的,吓得四处乱逃,那可怎么办呢?呵呵,可能是梦还没醒吧,反正我是有点晕乎乎的。 说了这么些荒唐无聊的话,真是很抱歉。但是,一想到为什么单单只有人类没有毛这个问题,我便浮想联翩了。 我又想起了一个传说。 据说人类从最开始就是秉性恶劣,不知羞耻。所以,可能是上帝为了告诫人们知羞知耻,就把人类身上的毛全都拔光了。 那些猫啊狗啊什么的,全身都有毛,我看要比人类好看得多。 说什么人类是最美丽的动物,我看都是人类自己给自己戴高帽子罢了。其实,在我看来,人类就像菜青虫一样,没准是最丑陋的。