选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
标题不用听写
実験用の生きている犬の足の関節の中を覗いてみたことがある。 この時、生命の光りというものを見たと思った。四十年も前のことだから、内視鏡はあっても、そのままカラー写真にはできなかったのだろう。 友人の外科医に頼まれて、犬の足の骨折した部分に差し込んだ内視鏡を覗きながら、見えた通りを忠実に色鉛筆で写生した。 私の目に見えたものは、何とも言いようのない、鮮やかな色の美しい光の展開であった。 犬は麻酔薬を嗅がされて昏睡していた。関節の中は、光りの音楽みたいで、明るい透明な赤、アレンジ、緑の色が輝いているようで、それが一定のリズムで動いている。 私は、ステンドグラスの光でもあれほど美しいものは見たことがない。 医師の研究のためと思って、私はできるだけ丹念に、精密に描いた。内視鏡を通して見える素晴らしい抽象の色彩の躍動を写生しようと務めた。そのため時間がかかりすぎたのか、犬は足をぴくぴくと動かした。医師がもう一度麻酔薬を嗅がせたので、犬はまた静かになった。 美しい明るい光の流動を見ながら、私は生命の光りの中に入り込んだのだと感動した。 一匹の犬の足の一部にさえ、こんなに鮮やかな生命の光が輝いて動いている。 もう少しで画き終えるという時になって、この絢爛の世界が突然に消えた。スーッと光りがかげって色彩も消えて急に暗くなった。 灰色の世界に、薄い濃淡だけが弱く残り、今までの微妙なリズムも止まった。 「先生、暗くなった」と私が言った時、医師は「ああ。今死んだのです」と事もなげに言った。 私はその時、犬の生命の光が消えるのを見ていたのだ。灰色の暗さの中に光りが沈んでやがて消えた。
在实验室里,我通过内窥镜看过活狗的脚关节。 我觉得,那时候我看到的不仅是狗的关节,而是生命之光。由于那是四十多年前的事了,所以即便有内窥镜,也无法将图像打印成彩色的图片。 因此我受一位朋友之托,一边透过插入狗脚关节的内窥镜观察,一边将看到的东西如实地画出来。 透过内窥镜看到的,那时一种无法形容的美丽,那是一片色彩斑斓的光亮世界。 那狗被灌了麻醉药,昏睡了过去。关节中的那光亮,犹如流动的音乐,光彩而透明的红色、橙色、还有绿色,闪耀着,还以一定的节奏跳动着。 即便是彩色玻璃,我也没有看过如此般的美丽。 我猜大概是医生们要搞研究,所以不敢大意,集中精力细致地画着。尽力的将透过内窥镜看到的景象如实地画出来。大概也因此而磨蹭了不少时间,狗的脚开始动了。于是那医生就又给狗灌了一次麻醉药,狗这才又安静下来。 看着那光彩夺目的流动着的光亮,我感觉自己就置身于生命之光中,感叹着生命的美丽。 仅仅是一条狗的脚的一部分,就能闪耀如此美妙的生命的光辉。我感叹着。 可是,就当还有一点就要画完的时候,那绚烂的光的世界,突然消失了。唰地一下,光亮和色彩全都消失了。 阴暗的世界里残留着一点点地灰色,刚才那美妙的旋律也突然无影无踪了。 “大夫,变黑了。”我赶紧告诉那医生说,“啊,它刚刚死了。”医生的回答,语气平淡,若无其事。 我看到了生命之光在那条狗的体内就那样熄灭了。熄灭在那灰色的阴暗里。