皆さん、敬語って正しく使えますか?今年も、4月には新社会人になるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?^^僕はかつてまともに敬語を操れず、とても恥をかきました。ここでは、新社会人として気をつけるべき敬語の使い方で、特によくあるまずい誤用例を解説していきます

大家会正确使用敬语吗?今年4月,成为新上班族的读者想必很多吧^^笔者从前也没法完美使用敬语,闹出过不少笑话。本次,笔者就新上班族应当注意的敬语使用法,特别是经常出现错误范例为大家进行解说。

一、ご苦労さまです

本日もお勤め、ご苦労さまです♪ 帰りに1杯行きませんか?笑

今天工作辛苦了♪下班路上去喝一杯如何?(笑

目下の人に対して用いる言葉で「お疲れさまです」が適切です。

对下级来说用“お疲れさまです”更合适。

二、拝見しましたか?

皆さんMステは拝見しましたか? 僕はもちろん拝見しました。 音楽番組っていうのは 音楽の勉強になりますよねっ 興味のない音楽でも聴いてみると、新しい発見をするのかもしれません。 自分の好きなアーティストだけではなく、色んな人の曲を…

大家瞻仰(拝見)Music Station了没?我看了哦。原来音乐节目还能涨知识呢。听听原本没兴趣的曲子,说不定还能有新发现呢。不止自己喜欢的音乐家,多听听其他人的曲子…

相手の行動に謙譲語を使わない

描述他人行动时不使用自谦语。

三、~の方

ライブ等の出演依頼、コラボのお誘いなどはメールの方をお願いします。

演唱会等的演出委托,联合活动邀请等请用邮件询问。

主に接客においてよく用いられがちですが、敬語としてというより日本語として間違った表現です。

主要在接待客人时使用。与其说这是敬语,不如说是错误的日语使用法。

「~の方」自体が特に意味をなしていません。

「~の方」本身并没有特别含义。

「お荷物の方をお持ちします」であれば、「お荷物をお持ちします」と言えばいいのです。

若要说“お荷物の方をお持ちします”的话,只要说“お荷物をお持ちします”就好了。

四、~でよろしかったでしょうか

検索よりありがとうございます。 是非よろしくお願いします。 お取引のためフォローしてもよろしかったでしょうか?

感谢您使用本系统进行搜索,请给个好评哦亲。为方便交流能关注一下吗?

現在進行形の内容に対し、過去形で問いかけることになり、間違っています。

针对现在进行时的内容,用过去式询问是错误用法。

ただし、「過去に得た情報が間違っていないかどうかの確認」という意味合いで言うのであれば間違ってはいません。

不过,“在确认过去获得的情报是否有误”时使用的话没错。

例えば「(先日うかがった話からすると、確か、)ご来社は11時でよろしかったでしょうか?」であればOKです。

比如说“(从前几天的咨询来看,没记错的话应该是)您会在在11点请到达我们公司对吧?”这样的情况可以用。

この場合は、「先日うかがった話の内容を確認するための過去形」になります。

这种情况就是“为了确认前几日咨询的话题内容而使用过去式”。

五、お名前様

大変お待たせしました‍。 納品番号から追跡を行い事前に営業所に連絡を入れれば留めることは可能ですので、めんま様のお名前様とメールアドレスをDMで送って頂けないでしょうか。

让您久等了。‍在交货单码可查询到物流前联系营业所的话是可以为您留住物品的,能请您以DM方式将姓名及邮箱发过来吗?

「お名前様をちょうだいしてもよろしいでしょうか?」などと用いられることがありますが、

“能您留下姓名吗?(お名前様をちょうだいしてもよろしいでしょうか?)”的确有这样使用过……

「お名前」に「様」を付ける必要はありません。

(但其实)「お名前」之后不需要接「様」。

何にでも「様」を付ければ敬意が表せるというものではありません。

并不是所有词之后接“様”就有表示尊敬的意思。

もっと他の部分でしっかり敬意を表す話し方ができるはずです。

在其他方面也能充分表达敬意的说话方式。

六、自分

自分も行きたいっす!

我也想去!

体育会系の匂いのする一人称です。ビジネスの場でも使う人がいますが、これは正しい使用法とは言えません。特殊な職場でない限り、「自分」を一人称として使うのはやめましょう。「自分」の使用は学生時代で卒業するべきです。

给人体育系感的第一人称。虽说在商业场合使用这一人称的人很多,但不能说这是正确的用法。除去特殊工作环境,还是放弃使用“自分”这个第一人称吧。“自分”这个人称在学生时代就该结束了。

七、~させていただいております

一定時間内に過剰なアクセスを検知したため、 一時的に通信規制を実施させていただいております。 しばらく経ってからゲームを再開してください。

由于短时间内检测到大量访问,将暂时实施通讯管制。请稍等片刻后重启游戏。

「させていただきます」は、基本的には「自分のすることが相手に良い影響を与えるとき」「相手の許可が必要なとき」にのみ使える表現です。「〜いただいております」も同様で、たとえば値上げのお知らせなど、相手が頼んだわけでもない場面での使用は失礼な印象を与えてしまうことも。「しております」が適切です。

“させていただきます”基本上只用在“自己的行为会带给对方正面影响的时候”、“需要对方同意的时候”。“〜いただいております”也是如此,比如说通知加价的消息,在非对方拜托的情况下使用的话,也会给人失礼的感觉。“しております”更合适。

値上げの場合であれば「値上げさせていただいております」ではなく「値上げしております」としましょう。

若是加价的话,不是“値上げさせていただいております”,而是“値上げしております”。

八、~になります

店主「900円になります」

店主:“收您900日元”

「〜になります」といのは、基本的には物が変化していく様子を表す言い方で、敬語ではありません。「〜に成る」という場合以外は使わなようにしましょう。以下は、その例です。

“〜になります”通常用于表示事物正在变化的样子,而非敬语。“〜に成る”之外的情况下还是不要使用为好。下面就是范例。

× お手洗いは、突き当たりになります → ○ お手洗いは、突き当りにございます

× 500円のお返しになります → ○ 500円、お返しいたします

× 会議の資料になります → ○ 会議の資料でございます

九、御社様

大変失礼いたしました。 この度は御社様に多大なるご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 大変申し訳ございませんでした。

真是非常抱歉,本次给贵社添了很大麻烦,在此诚挚向您表示歉意。

相手を敬う態度を示すということを考えると、最大限に丁寧だと思える表現を使うのが正解だと思ってしまうという方も少なくないのではないでしょうか。

考虑到要表现出对对方的尊敬,最好是最大限度使用能表示礼貌的表达方式,如此作想的人应该不少吧。

けれど、敬語表現を重ねすぎることが、かえって失礼になってしまうことも。そうした不要な敬語表現のことを、二重敬語と言います。

然而,要是敬语重复太多的话,反而会变成一种失礼的表现。这种不必要的敬语表达就叫做双重敬语。

二重敬語の例として、「御社様」という表現が挙げられます。

双重敬语的范例之一就是“御社様”

「御社」というのは、会社に尊敬の意味を加えたものです。

“御社”就是对“公司”称呼中加入尊敬的含义。

そこに、尊敬語である「様」が付け加えられてしまっています。

在这个基础上,再加上敬语“様”。

尊敬の意味が二重になっているので、二重敬語だと言えます。相手の会社を敬うのなら、単に「御社」と言うだけで十分なのです。

尊敬的含义就重复了,于是称作双重敬语。若要向对方公司表示尊敬的话,只用“御社”就足够了。

御社様という呼び方をしてしまうと、ふざけているのか、ばかにしているのか、と思ってしまう人もいます。

若使用了“御社様”这种称呼的话,有时候对方会觉得“你耍我是吧,拿我当傻瓜是吧”。

十、了解しました

了解しました(*´ω`*) 待合せ場所は秋葉原駅電気街口でいいですか?

了解(*´ω`*)。会面地点定在秋叶原站电器街口是吧?

正しくは「承知しました」です。

正确用法是“承知しました”。

「了解」という言葉自体に尊敬の意味が含まれていないため、お客様や上司、目上にあたる方には使用を避けた方が良いです。

因为“了解”这一单词本身并没有尊敬的含义,最好避免在客户、上司或上级面前使用。

※「かしこまりました」もOKです!

※用“かしこまりました”也是可以的哦!

本内容为沪江日语原创翻译,严禁转载。

精华阅读推荐:

惯用搭配:「効く」还是「利く」?
日语答疑:しかも和それに的区别