历时一周的第八届沪江日语笔译大赛初赛落下帷幕!经过评审团的奋力审稿,终于选出了20名进入决赛的选手。

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比赛真是一年比一年激烈,一年比一年牛人多啊。今年参赛的有效译文高达896篇,感谢大家的积极参与!

下面就一起来看看参考译文吧(翻译无绝对的正确答案,此译文仅限参考)

帰省ラッシュ

返乡热潮

夏の蒸し暑い熱気とともに、またお盆の帰省ラッシュが始まる時期が①訪れた

伴随着夏日酷暑,盂兰盆节的探亲高峰又悄然而至。

とかく日本人というのは団体行動が好きらしい。

日本人好像总喜欢扎堆儿行动,

延々と車の列を連ならせて、10kmや20kmくらいの渋滞などは気にならないようだ。

仿若毫不在乎堵车造成的那延绵10公里、20公里的长龙阵。

しかもまったく車が動かないのに、それでも高速道路と言うのだから不思議な話だ。

路上车明明动弹不得,还美其名曰高速公路,真是不可思议。

俺②はといえば、一人でテレビを見ていた。

我嘛就一个人宅着看电视。

注:这里是相对那些赶回老家的人而言

盆休み中は似たような特別番組ばかりで少々退屈を感じてはいたが、わざわざこんな時期に帰るのもバカらしい。

假期电视台的特别节目都大同小异乏味可陈,但挑这时候返乡也太傻了,

少し時期をずらして実家には顔を出そう。

还是错开高峰回老家吧。

どうせ戻ったところで、③邪魔者扱いされるだけなんだからさ

反正回去也只会被当成是碍手碍脚的人而已。

そういや、大学の友人たちも地元に戻った頃だろうか?

这么说来,大学的朋友们这会儿都到老家了吧?

いつにも増して俺の部屋は静かに感じていた。

房间显得比平时更冷清。

不意に携帯電話に目をやるが鳴る気配はまったくない。

无意间瞄了眼手机,完全没有要响的意思。

窓の外は灰色の分厚い雲が広がっている。もしかすると夕立でも降るのかもしれない。

窗外布满厚厚的乌云,或许会下场骤雨什么的。

やることもなく、だらだらと時間だけがすぎていく。

我无所事事,浑浑噩噩地任由时间流逝。

クーラーの涼しさが心地よく、しばらくすると俺は眠りの海に沈んでしまっていた。

空调吹出的冷气凉爽宜人,不久我就进入了梦乡。

『……東名高速はXXを先頭に35km、名神高速は○○を先頭に20kmの渋滞です。』ぼんやりとした意識。⑤つけっぱなしのテレビからニュースが聞こえてくる。

开着的电视里传来播送新闻的声音,“东名高速XX路段堵车35公里,名神高速OO路段堵车20公里”。

みんな、⑥ご苦労なことだ

大家还真是辛苦。

俺は心地良いまどろみの中で、優越感にも似た感情を抱きながらニュースに耳を傾けていた。

我惬意地打着盹,怀着一种类似优越感的心情听着新闻。

『新幹線も下りの乗車率は軒並み150%を越え、最高で200%。飛行機の搭乗率も130%を越えており、明日の午後まではこの状況が続く模様です』

“新干线下行线的乘车率全线超过150%,最高达200%,飞机的乘坐率也超过130%,预计该情况将持续至明天下午。”

「……ん?」なんとなく違和感を感じたが、きっと⑦気のせいだろう。

“嗯?”总觉得哪里有点不对劲,应该是我多心了。

テレビの電源を切ると、大きなあくびを一つ。⑧さて、コンビニへ晩飯の買出しにでも行くか。

关掉电视,我打了一个大呵欠,还是去便利店买晚饭吧。

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初赛文重点难点解析:

①「始まる」「訪れる」都有开始之意,因此简化为“来临”

②「~はといえば」以对比的语气提出一个话题。比如「中国では馬にかかわることわざが多いが、日本はといえば、犬、狸、猿など、あまり役に立たないものばかりだ。」

③「のだから」带有申辩和责怪之意,与「ものだから」的区别在于所涉及的事物是双方都了解的,比如「「あ、どうしよう……救急車、呼んでくる」「やめてよ。酔っ払ってるだけなんだから」。在翻译时未必有相对的译词。

④「そういや」是「そういえば」的简化形式,表示由前文联想起某事,如「あっ、あの、マッチ売りの娘は、どこ行ったのかしら」「あれ、そういえば……見えないね」。

⑤「つけっぱなし」表示电视机应该关而没关,翻译时只能意译。

⑥「ご苦労なことだ」是对他人的努力的揶揄,比如「この暑いのに、わざわざ出かけていくなんて、ご苦労なことだ」。

⑦「気のせい」表示没有确凿的根据,只是猜想,如「足音が聞こえるが、気のせいかな」。

⑧「か」一般都认为是表示疑问,其实它的含义很广泛,此处表示自己的意志,如「主任さん、どうしますか」「それじゃ、やってみるか」。

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