医療機器大手のテルモは26日、オリンパスに対して500億円の出資と、将来の共同持ち株会社の設立に向けた「統合協議委員会(仮称)」の立ち上げを提案していると発表した。オリンパスは損失隠し問題で劣化した財務体質を改善するため、複数企業と資本提携交渉を続けており、争奪戦が激化しそうだ。

日本医疗机械龙头企业泰尔茂于26日对外宣布该公司的管理提案。提案中称泰尔茂将与奥林巴斯携手共建联合经营股份制公司,并向奥林巴斯出资500亿日元用于“综合协议委员会(暂名)”的建设。财务体制受到之前的恶意隐瞒经营亏损事件不良影响的奥林巴斯,为了改善财务体制恶化的局面,与多家企业进行了资金协助谈判,各企业之间的争夺战进入白热化阶段。

提携交渉は現在、500億円程度の出資を検討しているソニーが最有力候補となっているもようだ。他方、同じ医療機器分野に強みを持つテルモは、オリンパスの経営の自主性を一定程度残せる共同持ち株会社方式で、巻き返しを図るものとみられる。

资金协助谈判持续至今,目前最有力的候补为SONY,当前正在讨论出资500亿日元左右的方案。此外,同为医疗机械领域的强手泰尔茂则拿出在一定程度上能够保留奥林巴斯经营自主性的联合控股的方案,对SONY进行反击。
オリンパスは過去の決算を訂正した結果、資本比率が3月末に4.6%に低下したため、5年後に30%以上に高めることを目指している。提携候補にはソニーやテルモのほか、富士フイルムホールディングスなどが浮上している。 

奥林巴斯修正了之前的财政结算后,目前的资金比率较3月末下降4.6%。奥林巴斯的目标是5年后能够超过30%。除SONY和泰尔茂之外,其他有可能为奥林巴斯提供资金协助的企业如富士胶卷股份有限公司等也浮出水面。

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