中国人女性が島の半分を購入したとして、注目された沖縄県最大の無人島・屋那覇島で27日に炎が上がり、一夜明けた28日も消火活動が続きました。この島には27日昼ごろから学生とみられる35人がキャンプのため訪れていて、漁船で避難したということです。

因一名中国女性购买了岛的一半而受到大家关注的冲绳县最大无人岛屋那霸岛27日燃起火焰,灭火活动一直持续到28日凌晨。27日早上,有35名学生样貌的游客到该岛上露营,后乘坐渔船避难。
 

“中国人女性購入の島”で火の手 オレンジ色の炎…若者35人避難

“中国女性购买的小岛”燃起橙色火焰……35名年轻人紧急撤离

沖縄県最大の無人島「屋那覇島」。火事から一夜が明けた28日も、消火活動が続きました。

“屋那霸岛”是日本冲绳县最大的无人岛。大火烧了一天,灭火活动一直持续到28日凌晨。

砂浜から少し入った場所に、キャンプの跡でしょうか、ブルーシートに段ボール、フライパンに花火のような物も。また、水を入れるタンクなどが残されています。こちらにはテントが張られています。

从沙滩往里走不远处发现了露营的痕迹——蓝色防水罩布、纸箱、平底锅、还有烟火一样的东西。现场还留有装着水的水桶。附近还支着帐篷。

火事は27日午後4時ごろ発生しました。こちらの灯りが見える島は屋那覇島からおよそ1キロ離れた有人島の伊是名島です。1300人が住んでいます。

火灾是在27日下午4点左右发生的。距离屋那霸岛约1公里远的地方可以看到灯光,那里是伊是名岛,岛上居住着1300人。

その伊是名村の役場などによりますと、屋那覇島の中央付近にある雑木林で火の手が上がり、枯葉や木が堆積していた場所が燃えました。この火事によるけが人は確認されていません。

据伊是名村政府称,他们发现屋那霸岛中央附近的杂树丛起火,从枯叶和树木堆积的地方开始燃烧。目前尚未确认是否有人员伤亡。

火事があった屋那覇島には、キャンプのために20代の大学生、男女35人が訪れていて、漁船で無事避難しました。学生たちと火事との関係は分かっていません。

有35名20多岁的大学生男女到发生火灾的屋那霸岛露营,事发后通过渔船平安避难。目前尚不清楚这些学生与火灾是否有所关联。

この島が注目されたきっかけは、30代の中国人女性が島の半分を購入したとSNSに投稿したことでした。もちろん、中国人が買っても中国の領土になるわけではありません。

前段时间,一位30多岁的中国女性在社交平台上分享自己购买了这座岛的一半土地,这才让这座岛备受关注。当然,中国人买了也不代表这就是中国的领土。

上陸許可いらず 個人で渡る人も

无需登陆许可 个人也可上岛

島には電気や上下水道、ガスはなく、人が暮らせるような状態ではありません。そんな環境を逆手に、無人島ツアーなどが行われているといいます。

屋那霸岛上没有电力、上下水道、燃气等基础设施,人无法在这里生活。也正因为有这样的环境,人们才会到这里体验无人岛之旅。

伊是名村観光関係者:「せっかくの無人島なので、自然を満喫しながら、キャンプを楽しめたらということで、年に何回か旅行会社を通して、ツアーを組んでいる」

伊是名村旅游行业相关人士称:“难得是个无人岛,人们可以在这里一边露营一边感受大自然,所以每年都会有几家合作旅行公司带团来这里游玩”。

伊是名村では、1年ほど前から無人島ツアーを始めたといいます。

伊是名村自一年前开启了无人岛之旅项目。

伊是名村観光関係者:「ちょっとした孤独感を味わえる、夜は真っ暗で、星空がきれいに見える。バーベキューを楽しむ」

伊是名村旅游行业相关人士称:“在这里,可以感受到一丝孤独感,这儿夜晚很黑,星星很美。还能享受烧烤美味”。

伊是名村の所有地に入るのに許可はいらず、ツアーではなく個人で島に渡る人もいるといいます。

因为进入伊是名村的属地是不需要特殊许可的,所以也有人不跟团,而是单独到岛上游玩。

伊是名村・観光関係者:「前々から個人が業者に渡し船をお願いしてキャンプをしているが、許可申請は今のところ(必要)ない。今後、情報を一元化したり、許可申請方式にしたりして、早く成立しないといけないという話になった」

伊是名村旅游行业相关人士称:“过去开始就有个人拜托渔家摆渡到岛上露营,到现在也不需要申请什么许可。今后要尽快实现信息一体化、商议许可申请方式,早日建立相关手续”。

実際に屋那覇島に行ったことがある人はこう話します。

去过屋那霸岛的人这样说:

「手付かずの環境が印象的。森の中に進むのに結構、色んな木が生えて通りづらい。植物にはとげもあるので、奥に進むのは難しい。ここ以外、平地がない。キャンプするならここなら出来るかな、それ以外は砂浜しかない」

“纯自然的环境让我印象深刻。森林里草木横生很难前进。有些植物有刺,我们很难往深处走。除了这里之外没有平地了。要是露营的话就只有这里了,除此之外就只有沙滩。”

ただし、キャンプ場として整備されているわけではなかったといいます。

然而,这里其实并没有供人露营的完善设备。

「あそこで(キャンプを)やるのは危険じゃないか。砂浜でやった方が、まだ安全というか、危険はない」

“但在这里(露营)的话还是挺危险的。要是在沙滩的话虽然说不上安全,起码没有危险”。

消火活動は“海水バケツリレー”

“海水接力”灭火

今回、火事があった際、伊是名村から役場の職員と消防団およそ20人が消火活動のため、屋那覇島に上陸。大学生たちと海水でバケツリレーを行いました。大学生たちは警察にこう話しているといいます。

本次火灾发生时,伊是名村的政府职员和消防队约20人为灭火,登上屋那霸岛。灭火人员与大学生们通过海水进行了水桶接力。这群大学生是这样对警方描述的:

屋那覇島に上陸した大学生:「火が燃えているのを見つけて消火していた」

登上屋那霸岛的学生:“看到着火了之后就去灭火了”。

伊是名村などによりますと、27日、屋那覇島には大学生たちが上陸する前に3人の旅行客が居たといいます。そのうち2人はマリンレジャーを、1人は砂浜を散歩していたといいます。3人とも午前中に島を後にしたそうです。

据伊是名村官方表示,在27日这群大学生登上屋那霸岛之前,已经有3名游客在岛上。其中两个人在岛上体验海洋休闲项目,一个人在沙滩散步。三人在上午就已经离岛。

伊是名村などによりますと、現場は東側の砂浜から入ったところで、島の中心付近でした。出火原因は分かっておらず、現在、警察と消防が調べています。

伊是名村相关人士表示,事发现场在东侧沙滩往里,岛屿中心附近。目前起火原因不明,警方和消防正在进行调查。

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