「卵」和「玉子」的区别
作者:忘川译
2015-02-10 06:30
よく話題になる日本語での「卵」と「玉子」の使い分け方の違い
常常被提到的话题:“卵”和“玉子”使用方法的不同
私たち日本人にとって「漢字」はなじみが深いもの。それ故に、まちがった使い方をしていてもなかなか気づかないことも意外と多い
对于我们日本人而言,“汉字”与我们有很深的渊源。因此,出乎意料的有很多即便使用方法上出现了错误也很难注意到的情况。
「たまご」は漢字で「卵」とも「玉子」とも書きますが、どう違うのでしょうか?
同样读作“たまご”的汉字“卵”和“玉子”,到底有什么不一样的呢?
「卵」と「玉子」の違いとは?
所谓“卵”和“玉子”的区别?
「卵」も「玉子」も、「たまご」と読むため、つい混同して使ってしまいそうになりますが、両者には決定的な違いがあります
“卵”和“玉子”虽然都读作“たまご”,很容易一不小心就用混了,但是两者之间存在着绝对的不同。
『卵』は調理前で、生まれたままの姿の『たまご』を指し、『玉子』は調理した後のものを指す
“卵”指的是料理前,生鸡蛋的样子。“玉子”是指料理之后,做熟了的样子。
これに倣うと「生たまご」は「卵」、「厚焼きたまご」は「玉子」ということになります
仿照这个说法的话就是:“生鸡蛋”就是“卵”,“煎鸡蛋”就是玉子。
▼「卵」
たまごは、生物学的には、「卵」と書きます
动物卵在生物学上写作“卵”。
ちゃんと子孫を残すのため孵って(孵化して)育つことを前提としたものは「卵」
为了延续子孙后代为前提孵化养成的卵称为“卵”。
つまり、ヒヨコが孵ったたたまごは、「卵」であって、「玉子」ではありません
也就是说,能够孵出雏鸡的是“卵”而不是“玉子”。
▼「玉子」
食用を目的とした「たまご」は「玉子」になる
以食用为目的的鸡蛋就是“玉子”。
「玉子」は鳥類のたまごで「食用」というニュアンス
“玉子”是鸟类以食用为目的而产的蛋。和“卵”有着微妙的区别。
大きな概念としての「卵」があります。そのなかで料理などで使われる鳥類の卵が愛称で「玉子」と表現されています
在大的概念下也是“卵”的一种,其中,经常用作料理被使用的鸟类的蛋,其爱称用“玉子”来表示。
▼「卵」
「卵」の字は「たまご」の古い呼び名「殻の子(かひのこ)」を表すためにあてられた字
“卵”这个字是为了表现鸡蛋在古代的称呼“殻の子”而被创造出来的字,解决了文字上的烦恼。
「殻の子」漢字として用いられたのが「卵」や「卵子」で、「卵」単独では「かひ」とも言った
“殻の子”的汉字用“卵”或是“卵子”表示,“卵”单独读作“かひ”
▼「玉子」
「玉」は宝石のようにすぐれて美しい、丸いものの意味。目玉、玉の肌などの玉で、丸くて価値のあるのが玉
“玉”表示圆形的事物,有着像宝石一般优雅美丽的意思。眼球、珍珠般的美肌等其中的玉是指正圆形价值连城的珍珠或玉石。
鳥の卵の殻に入った丸い形から「玉の子」で「玉子」。この言葉は室町時代にはすでにあったよう
鸟的蛋壳中圆形的东西被称作“玉の子”也就是“玉子”。这种称呼从室町时代就已经产生了。
日本独特の習慣の中で生まれてきた表現ですから、中国や韓国など他の漢字文化圏の人に「玉子」と書いても通じません
这是从日本的独特的生活习惯中产生的独特的表现,在中国、韩国等其他汉字文化圈的人一般不用“玉子”来表达。