【日剧】《家政妇三田》第十話

全文の書き取り
僕のお母さんは今年の夏事故で死にました、
僕は4人兄弟の3番目で、一番上でも長男でも末っ子でもありません、
―(1)―
ありがとうって感謝すればよかったって、そうしたら、お母さんはもしかしたら死ななかったかもしれないのに、きっと他の兄弟も同じ気持ちだと思います、お母さん生きている時、逆らったり、文句ばかり言って、お母さんの気持ちに気付いてあげなくてごめんね、美味しい料理を毎日毎日作ってくれたのにいつもありがとうって言わなくて、ごめんね、 ―(2)―
だからいつもお母さんに聞いていました、兄弟の中で誰が一番好きって、海斗だよって言ってほしかったけど、お母さんの答えはいつも同じでした、みんな一緒に決まってるでしょ、僕はそれが不満でした、お母さんは冷たいと思いました、嘘でもいいから、僕のことが一番好きって言ってくれればいいじゃないかと思いました、でも、今は後悔しています、僕の方からもっとお母さんに好きって言えばよかったって もしもう一度会えたら、お母さんが大好きだったリンゴを一緒に食べたいです、いつも肩が凝ると言っていたから、揉んであげたいです、冬は洗い物とかで冷たくなった手に温かい気を吹きかけてあげたいです、生きている時一度もそうしなかったけど、思い切り抱き締めてあげたいです、今頃そんなこと言っても遅いよと怒られるかもしれないけど、僕達はみんな今でもお母さんが好きです、大好きです、僕は今お母さんの子供に生まれて本当によかったと思っています、これからもずっとそう思って生きて行きます。