「韓国が世界で最も高いブドウ、ルビーロマンの苗木を盗んだ?」

“韩国盗取了世界上最昂贵的葡萄·浪漫红宝石的种苗?”

「世界で最も高いブドウ」として知られるルビーロマンをめぐり、「品種流出」議論が起きている。 ルビーロマンは日本で開発されたブドウの品種で、日本の競売では一房当たり最高150万円もの値が付いたこともあった。では、韓国でルビーロマンを栽培・販売するのは違法なのだろうか。答えは「いいえ」だ。

围绕“世界上最高级的葡萄”浪漫红宝石,一直存在着“品种外流”的争论。浪漫红宝石是日本培育出的葡萄品种,一串浪漫红宝石的拍卖价格曾高达150万日元。那么,韩国种植和销售浪漫红宝石属于违法行为吗?答案是否定的。

9日、国立種子院などによると、現在、国内でルビーロマンを栽培・販売することは「法的には」問題がない。日本側はルビーロマンの苗木が韓国に無断流出されたと主張しているが、国立種子院は「日本側が韓国で『品種保護登録』をせず、法的には誰でも栽培・販売できる」と説明した。

9日,韩国国立种子研究所等其他相关机构强调,目前在韩国栽培·售卖浪漫红宝石不存在“法律”问题。日本方面认为,浪漫红宝石的种苗是在未经日方许可下非法流入韩国的,韩国国立种子研究所对此表示“日本相关方并没有在韩国进行“品种保护登记”,在法律上,任何人都可以栽培·售卖(浪漫红宝石)”。

「植物の新品種の保護に関する国際条約 (UPOV、ユポフ)」によると、新品種の開発者が品種の保護を受けるためには国別に品種保護登録をしなければならない。品種保護対象に登録された品種は無断栽培が禁止される。登録期間は、当該種苗(苗木)が農家に譲渡(商業的利用)された日から6年まで。その期間内に品種保護登録すれば排他的権利が認められ、栽培者に品種の使用料を求めることができる。

根据《国际植物新品种保护公约》,新品种的开发者必须在每个国家注册新品种,以获取品种保护的权益。新品种一经注册,便受到法律保护,禁止在未经授权的前提下进行种植。从有关种苗(苗木)转让(商业开发)之日算起,注册期为6年。也就是说,新品种在该期限内被注册登记,则可获得专利权,并可要求种植者支付相应的品种专利费用。

日本の石川県は1995年から14年間にわたる研究の末、ルビーロマンを開発し、2007年から農家に苗木を譲渡し始めたという。

日本石川县从1995年历时14年研发出浪漫红宝石,并于2007年开始向农户转让种苗。

国立種子院の関係者は本紙に「国内では2020年11月に初めてルビーロマンの生産・販売届が出されたが、この時はすでに品種保護登録期間が終わっていたため、認めない理由がなかった」とし、「国内開発品種の品種保護登録可能期間は1年、国外品種は6年」だと説明した。現在、韓国国内でルビーロマンの生産・販売届を出したのは27カ所だ。

韩国国立种子研究所的相关工作人员告诉本报“韩国首次种植·售卖浪漫红宝石是在2020年11月,当时品种保护注册期已过,日本方面没有理由不允许韩国进行种植”,解释道“国内开发的新品种的品种保护注册期限为1年,国外为6年”。目前,韩国国内已有27个农场申请种植·售卖浪漫红宝石。

国立種子院側は今回ルビーロマンの品種流出が問題になっていることについて「自国品種の流出が増えたことを受け、これに対する権利を強化するため、日本が持ち出したイシュー」だと推測した。現在、国内で栽培しているルビーロマン苗木のほとんどは中国から持ち込まれたものとみられる。

韩国国立种子研究所也对此次浪漫红宝石的品种外流问题进行了推测“这应该是日本为应对本国品种外流的增加,而提出的加权问题”。目前,韩国国内栽种的浪漫红宝石种苗几乎都是从中国购入的。

国内のルビーロマン栽培農家は納得がいかないという反応だ。忠清北道でルビーロマンを栽培しているLさんは、本紙との電話インタビューで「突然日本から苗木を盗んだ人扱いされて呆気に取られている」とし、「国家機関の国立種子院に合法的に生産・販売届を出したもの」だと悔しさをにじませた。Lさんは2018年、中国からルビーロマンの苗木を持ち込み、2021年から本格的に生産を始め、デパートなどに納品している。「もし保護期間(6年)が過ぎていない状態で苗木が無断流出されたなら、日本側の管理が行き届いていなかったためだろう。中国に抗議すべき問題なのに、日本が韓国をやり玉に挙げている」と語った。

韩国种植浪漫红宝石的农户表示无法接受。韩国·忠清北道种植浪漫红宝石的农户L先生,在接受本报的电话采访时遗憾地说道“突然被扣上盗窃日本种苗的罪名,整个人都懵了”,“我明明依法向国家机构提交了生产和销售的申请”。L先生在2018年从中国购入了种苗,2021年开始种植培育,果子销向百货商店。“如果种苗是在保护期(6年)未过的情况下被擅自流出的话,那可能是由于日本人自己管理不善造成的。日本明明应该向中国提出抗议,确莫名其妙向韩国“开炮”。

日本側もこうした問題を意識し、韓国をはじめ各国で「商標出願」を急いでいる。商標が登録されれば、韓国の栽培農家が「ルビーロマン」商標を使うためには商標使用料(ロイヤルティー)を支払わなければならないものとみられる。特許審判院は8月、全羅南道のある事業者が2019年9月に登録し保有していた「ルビーロマン」の商標権を無効にしたが、これは日本ではなく、国内で特定の人がルビーロマンに対する商標権を独占的に持つことに不満を持った他の種苗会社が審判を請求したことによるものだという。

日本方面也意识到了这个问题,急于在韩国和其他国家“注册商标”。一旦商标被注册,韩国的农户为了能够继续种植“浪漫红宝石”就不得不向日本方面支付商标使用费。8月,专利审判和上诉委员会宣布,全罗南道某企业于2019年9月注册并持有的“浪漫红宝石”商标权无效,这并不是因为日本,是由于另一家种子公司对韩国企业想要独占“浪漫红宝石”商标专用权不满而提出上诉。

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