3月14日に放送されたドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の第10話は、平均視聴率12.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録し、これで10週連続2桁をキープ。ただ、視聴率こそ好調だが、回を重ねるごとに原作ファンや女性視聴者からは批判の声が相次いでいる。

3月14日播出的电视剧《勿言推理》(富士电视台)第十集的平均收视率为12.0%(关东地区 video research调查结果),连续十周收视率达到两位数。不过,收视率虽然高,随着电视剧的播出,也遭到了不少原作粉丝和女性观众的批判。

10話では、主人公の整(菅田将暉)が、ライカ(門脇麦)と元旦に初詣でに出かけていた。そこでおみくじを引いたり、たこ焼きを食べながら“デート”するところを年始のパトロールをしていた刑事の池本(尾上松也)と風呂光(伊藤沙莉)が見つけ、風呂光が動揺を見せた。また、ライカに別れを告げられて“ひとりぼっち”になった整に、風呂光が「私が友達になってあげます」と声をかけるシーンが描かれていたのだ。

第十集中,主人公整(菅田将晖 饰演)和来夏(门胁麦 饰演)在元旦去神社参拜。二人在神社抽签、吃章鱼烧,享受着约会时光,这时正巧遇到了正在年初巡逻的刑警池本(尾上松也)和风吕光(伊藤沙莉),风吕光的表情有些动摇。之后,和来夏分别的整孤身一人,此时风吕光对他说“我也可以当你的朋友”。

これにはツイッターで〈伊藤沙莉ちゃんを嫌いになりそうで怖いわ〉などと、風呂光を演じる伊藤にまで影響が及んでいる。しかし、ファンらが怒っているのは、単に恋愛要素を持ち込んだからだけではない。原作の風呂光は、「女だから」と警察の男社会で“雑用係”扱いされてきたの中で、地道に事件に向き合って存在感を見せていくキャラだからだ。

这集播出后,推特中不少人吐槽“这样会让人讨厌伊藤沙莉的吧,太可怕了”,看来故事发展已经影响到了饰演风吕光的伊藤。不过,原作粉之所以会生气,不仅仅是因为电视剧盲目加入了恋爱要素。原作当中,风吕光就因为自己“是个女性”所以在男性主导的警察行业中被当做“打杂的”,但她依旧踏踏实实地处理案件,是一个有着积极存在感的角色。

「近年、女性を主人公にしたお仕事ドラマが増えているので、視聴者の目は肥えています。放送回を重ねるごとにネットでも〈野木亜紀子さんの脚本が良かった〉と指摘する投稿が増えています。野木氏は『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』(いずれもTBS系)など働く女性をテーマに、恋愛要素が入っている内容でも、働くことの意義や社会問題を織り交ぜていて“中身がある”から女性からの支持が高い。一方で、フジは“おじさんが好きな頑張る女子”を描いている印象です」(芸能ライター)

“近年来,越来越多以女性为主人公的职场剧,观众对这类作品也越来越讲究。随着这部作品的播出,也有越来越多的观众在网上称赞‘野木亚纪子的脚本太棒了’。野木曾经创作过《逃避可耻却有用》、《非自然死亡》(均为TBS)等很多职场女性作品,其中虽然也会有恋爱要素,但更多的是交织在职场意义和社会问题当中,作品中的女性也是‘有血有肉’的女性,所以受到了观众的喜爱。然而,富士台则偏向于描绘‘大叔喜欢的努力型女孩子’角色”。(娱乐记者)

それだけに放送後には、〈一生懸命仕事頑張ってる女の人をこんな風に消費されると、ドラマ製作陣が女性をどういうふうに捉えているのか透けて見える〉

所以,在《勿言推理》第十集播出后,受到了不少观众的批判:“如此消费在职场中拼尽全力工作的女性,可见制作组是如何看待女性的”。

〈ドラマの風呂光さんの扱いは、風呂光さんが1話で言っていた女だからこういう風に扱われたくないって言ってた扱われ方をしてるんだよ。〉

“风吕光在第一集中说过不希望因为自己是女性就被如此对待,可电视剧中对风吕光的态度其实不就是她最讨厌的那种吗?”

〈風呂光さん、原作だと男社会で地道に頑張るとこが、派手さはないけど格好よくて好きなのに、「女はかわいいだけで仕事できなくてよくね?」みたいな扱いになっててもやもや〉といった具合に、批判が集まっているのだ。

“在原作当中,风吕光在男性主导的警察行业中踏踏实实地努力工作,虽然不是什么惹眼的角色,但依旧很帅气,我们也很喜欢她。剧中对待她的态度仿佛就是告诉我们‘女人只要可爱就行了,工作行不行无所谓’,让人不爽”。

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