『グラスホッパー』『マリアビートル』と連なる伊坂幸太郎の“殺し屋シリーズ”の人気作『AX アックス』、主演・木村拓哉、ヒロイン・長澤まさみで来秋に映画公開が決定した東野圭吾の『マスカレード・ナイト』と、人気作家の作品が1位、2位を獲得。両氏ともTOP10に2作ずつランクインする安定の人気を誇るなか、異彩を放ったのが、3位に入った、フランスのノーベル文学賞作家・アルベール・カミュ(1913~1960)の代表作『ペスト』。ペストの発生により封鎖された都市・アルジェリアのオラン市を舞台に、外部から遮断され孤立状態となった中で闘う市民たちの姿を描いた長編に、新型コロナウイルス感染拡大という現代を重ね合わせた人たちが手に取った結果、上半期の同ランキング6位からさらに3つ順位を上げた。

伊坂幸太郎“杀手系列”中继《蚱蜢》、《疾风号》之后的人气作品《恐妻家》和明年秋季将上映的由木村拓哉主演,长泽雅美担任女主角的电影同名原作,东野圭吾所著的《假面之夜》分别获得年度“文库”畅销榜第一、第二。这两位人气作家在TOP10中各有两部作品,人气一如往常,排名第三的是获得诺贝尔文学奖的法国作家阿尔贝·加缪(1913~1960)代表作《鼠疫》。该作以因发生鼠疫被封锁的城市阿尔及利亚奥兰为舞台,是一部描绘与世隔绝孤立无援中与鼠疫抗争的市民身姿的长篇小说,因其和目前新型冠状病毒疫情蔓延的现状相似而销量大增,从上半年榜单的第六越至年榜第三。

以下为排名前三的作品:

>>1~20位