现在日本星二代出道都流行“隐姓埋名”?
作者:Paz 译
来源:yahoo japan news
2021-11-13 06:15
2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきた。かつての2世タレントたちは「七光り」を最大限に利用し、いきなり主要キャストとして華々しくデビューするケースが少なくなかった。
随着时代的发展,星二代的“走红”方式也发生了变化。在过去,很多星二代们会最大程度地利用“父母光环”,横空出世成为主演华丽出道。
高島忠夫・寿美花代夫妻の息子・政宏は、大学在学中に映画『トットチャンネル』で華々しくデビューし、同作で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を獲得。弟の政伸も、大学在学中にNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』でデビューしている。高島ファミリーはバラエティなどにしばしば一家総出で出演しており、「芸能一家」の「親子共演」は当たり前だった。
高岛忠夫·寿美花代夫妻的儿子·政宏在大学期间出演了电影《豆豆青春记》借此华丽出道,通过这部作品获得了日本电影学院奖和蓝丝带奖等的最佳新人奖。弟弟政伸也是在大学期间出演NHK晨间剧《小纯的应援歌》。高岛一家经常全家一起上综艺,作为“演艺一家”,实现“父子合作”也是理所当然的。
しかし、その後は「親の七光り」が本人にとってマイナスに働くケースも増えた。高橋英樹の娘の高橋真麻もその例といえる。
但之后“父母光环”导致自身产生负面评价的例子也不断增多。高桥英树的女儿高桥真麻也是其中之一。
「2004年にフジテレビの局アナになりましたが、入局当初から『コネ入社だろ』と言って叩かれ、バラエティ番組などでイジられてばかりで、アナウンサーとしては不遇だった。しかし、2013年にフリーに転身してからは、不遇時代に磨いたバラエティ力を存分に発揮し、今や超売れっ子になっている」(フジ関係者)
“2004年进入富士电视台当主持人,但被认为是‘走了后门’,在综艺节目里也总是被欺负,作为主持人很不得志,但2013年转为自由职业后,过去磨炼的综艺感发挥了巨大作用,现在人气超高。”(富士电视台相关人员)
松田聖子と神田正輝の娘・神田沙也加も同様だ。「13歳でデビューしたが、ステージでの母子出演も多く松田聖子の娘であることを活用してきた感は否めない。それが視聴者の反感を買ってしまった。2011年末のNHK『紅白歌合戦』に出演し、母子でデュエットした時には親の七光りなどとバッシングを浴びました」(音楽関係者)
松田圣子和神田正辉的女儿·神田沙也加也同样如此。“13岁出道,但不可否认的是舞台上多是母女一起上台,让人感觉借用松田圣子的女儿这种标签活跃在圈内,由此让观众反感。2011年末上了《红白歌会》与母亲合唱,这次受到了很强烈的抨击,被批评借助父母光环等。”(音乐相关人员)
しかし、そんな神田沙也加も、女優業のかたわら声優の専門学校に通うなど地道な努力を経て、2014年公開のディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』日本語版では、見事に王女・アナ役を射止めた。
但即便这样,在神田沙也加作为女演员努力工作的同时还去声优专业学校上课,通过不断地努力在2014年上映的迪士尼动画《冰雪奇缘》日语版中为王女·安娜配音。
「映画の大ヒットを引っさげて、その年末には再び紅白に出場し、歌唱力が絶賛された。1回目にバッシングを浴びた“リベンジ”を見事に果たしたかたちです」(同前)
“电影人气爆棚使神田沙也加在年末又一次登上了红白歌会,这次她的歌喉受到了一致赞扬。可以说是对第一次抨击的完美‘复仇’。”(同上)
あるキー局関係者は「10年前あたりから2世タレントに対する、世間の空気が如実に変わってきた」と語る。
中心广播电视台相关人员说到“对于星二代来说,现在和十年前完全不同了。”
「ネット全盛時代になり、『何の芸もないのに』といった2世タレントに対するバッシングが、今まで以上に世間に拡散するようになった。加えて、俳優やスポーツ選手の子供たちが続々と芸能界入りしたことで、よほどの大物の子供でない限り埋もれてしまう。親の名前で一度は使ってみるものの実力が伴わず、すぐに消えてしまうことが増えました」(テレビ局関係者)
“如今是网络时代,若作为星二代却‘没有任何才能’,那么他受到的抨击将是前所未有的。再加上演员、运动员的子女们相继进入演艺圈,如果不是大人物的子女很容易默默无闻。凭借父母光环出现在大众眼前却没有相应的实力,这种情况很容易泯然众人。”(电视局相关人员)
一方で、親の名前に頼ることなく、実力をつけて成功する2世が登場してきた。「その典型例が杏と安藤サクラ」だと語るのは、ある芸能事務所関係者。
而与此相对,出现了不依靠父母光环而靠自己本身实力取得成功的星二代。“其中的典型例子就是杏和安藤樱”,某娱乐公司相关人员这样说。
「15歳でモデルとしてデビューした杏は、渡辺謙と母親が離婚で揉めていたこともあって、事務所に『父のことは内緒にしてほしい』とお願いしていたそうです。離婚成立後も、ずっと『渡辺』姓を伏せて活動を続けていました。その結果、朝ドラ『ごちそうさん』でヒロイン役を務めるまでになった」
“杏是15岁时作为模特出道的,当时正处渡边谦与母亲离婚,就要求事务所‘保密父亲是渡边谦这件事’,父母离婚后也一直隐藏‘渡边’的姓氏继续活跃在圈内,直到作为主角出演了晨间剧《多谢款待》。”
同じく朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラも、父親が奥田瑛二、母親が安藤和津という芸能界のサラブレッドだ。「父親が監督を務めた映画『風の外側』で、主演女優がクランクイン直前に降板してしまったために代役としてデビュー。しかし、その後はどんな役柄にも果敢に挑戦して、芝居の実力を磨いてきた。親の七光りではなく、自力で這い上がってきた役者のひとりです」(映画関係者)
安藤樱也同样在《万福》中饰演晨间剧史上首个“母亲身份的女主角”,而她的父亲是奥田瑛二,母亲是安藤和津,是演艺世家出身。“当时她的父亲执导《风的外侧》,而女主演在开拍前临时不能出演,安藤樱就作为替代出演主角出道。但此后安藤樱勇于挑战各种角色磨炼演技,而不仰仗父母光环,是靠自身实力获得成功的演员之一。”(电影相关人员)
現在放送中のドラマに出演する2世タレントには新田真剣佑(父・千葉真一)、池内万作(父・伊丹十三、母・宮本信子)、寛一郎(父・佐藤浩市)、趣里(父・水谷豊、母・伊藤蘭)、三浦貴大(父・三浦友和、母・山口百恵)、工藤阿須加(父・工藤公康)らがいるが、そうした若手俳優のなかでも、寛一郎は父・佐藤浩市の名前を伏せたまま2017年にデビューし、同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞の新人男優賞、2018年公開の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた実力派だ。
现播出电视剧中的星二代们有新田真剑佑(父·千叶真一)、池内万作(父·伊丹十三、母·宫本信子)、宽一郎(父·佐藤浩市)、趣里(父·水谷丰、母·伊藤兰)、三浦贵大(父·三浦友和、母·山口百惠)、工藤阿须加(父·工藤公康),而在这些年轻演员中,宽一郎隐藏父·佐藤浩市的姓氏于2017年出道,出演同年上映的《浪矢解忧杂货店》,凭此获得了日本评论家电影大奖的新人男演员奖,2018年凭借同年上映电影《菊与断头台》获得日本电影旬报将新人男演员奖,是名副其实的实力派。
寛一郎という名前だけの芸名についても、インタビューで「親父のイメージがあるから、佐藤はつけたくなかった」と語っている。父の佐藤浩市も「三國連太郎の息子」というレッテルに苦しんだ経験からその姿勢を認めているという。
关于为什么只用宽一郎当做艺名,在采访中他也表示“佐藤有父亲的影子,所以不想加上姓氏”。而他的父亲佐藤浩市在刚开始时也苦恼于“三国连太郎的儿子”这种标签,因此赞同宽一郎的做法。
新田真剣佑も「世界のサニー千葉」の息子だが、芸名はあえて「千葉」姓を外した。「真剣佑も本格的なレッスンを受け、舞台や映画の端役で実績を作ってから抜擢されている。親の七光りだけでは長続きしないし、そのほうが『あんな有名人の子供なのに、努力してきたんだね』と、視聴者の共感も得やすいんですよ」(芸能事務所関係者)
新田真剑佑也是“千叶真一”的儿子,但艺名反而把“千叶”的姓氏给去掉了。“真剑佑接受了专业的培训,凭借舞台和电影角色脱颖而出。仅靠父母光环是不能长久的,通过努力观众也会有共鸣,‘作为名人的孩子竟然那么努力’。”(娱乐公司相关人员)
渡辺徹・榊原郁恵夫妻の息子の渡辺裕太のように、「親子共演NG」を貫いているケースもある。
但也有像渡边彻·榊原郁惠夫妇的儿子渡边裕太一样,自始至终贯彻“与父母合作”这一方针。
テレビ局の“大人の計算”
电视台的“大人心机”
いくら親が有名人でも、実力がなければ認められなくなってきた2世タレント。だが、その他大勢の役者やタレントに比べて、彼らに大きなアドバンテージがあることも、紛れもない事実だ。
作为星二代来说,无论父母是多么有名的人,如果没有实力的话也得不到认可。但与其他演员和明星相比,不可否认星二代们有巨大的优势。
「本人が親の名前を隠していても、局側は事務所から親のことを聞かされているもの。タイミングを見計らって“実は誰々の子供だった”ということを明かせば、親のファンは必ず注目してくれるし、逆にそこまで親の名前に頼ろうとしなかった姿勢をアピールすることで、視聴者からの好感度を上げることもできますからね」(テレビ局関係者)
“即使本人想要隐瞒父母名字,但事务所还是会了解父母相关信息,一到合适的时机就可以公开‘其实他是谁的孩子’等,这样势必引起父母粉丝的注意,而且这种不靠父母光环的行为反而会更加吸粉,路人缘也更好。”(电视台相关人员)
いつの間にか2世タレントが大量に出演しているその背景には、こんな“大人の計算”もあるようだ。
在大量星二代出道的背景下,这种“大人心机”也应运而生。
夏クールのドラマでも、『ノーサイドゲーム』(TBS系)に千葉真一の息子・眞榮田郷敦(まえだごうどん・新田真剣佑の弟)が出演。杏が主演を務めた『偽装不倫』(日本テレビ系)では、その杏の恋人役を『島唄』で知られる歌手、宮沢和史の息子・宮沢氷魚(ひお)が演じた。NHKの前の朝ドラ『なつぞら』にも、哀川翔の娘・福地桃子がヒロインの親友役に抜擢されるなど、たしかに2世タレントの勢いは凄まじい。2世タレント事情に詳しいコラムニストの山田美保子氏はこう語る。
千叶真一的儿子·真荣田乡敦(新田真剑佑的弟弟)出演了夏季日剧《比赛完毕》(TBS电视台)。在杏主演的《伪装不伦》(日本电视台)中饰演杏恋人凭“岛呗”而被众人所知的歌手其实是宫泽和史的儿子·宫泽冰鱼饰演的。在前段时间NHK晨间剧《夏空》中,哀川翔的女儿·福地桃子也因饰演主角好友这一角色而大放异彩,现在星二代的势头的确非常猛烈,了解星二代相关信息的专栏作家山田美保子这样说道。
「日本人は家系図を大切にする文化があるし、その子の親と比較して、ああだこうだ言うのが好き。恵まれた環境にいる2世が親に頼らず努力している姿は、見ていてドラマがある。もちろん長嶋一茂や石原良純のように思いっきり七光りを隠さない天真爛漫な2世を見ているのも、バラエティ的には楽しいのですが。役者に限れば“ストイックな2世”が求められる時代になってきました」
“日本文化很看重家族,容易把子辈和父辈相比较,在优越的环境下成长的星二代们不依靠父母而靠自己努力的做法让人感觉仿佛电视剧一般。当然也有像长岛一茂和石原良纯这种不掩饰依靠父母光环的单纯星二代,仅活跃在综艺上就已然满足,但若想成为演员,这个时代更需要‘自律努力的星二代’。”
“隠れ2世”ブームはまだまだ続きそうだ。
“隐形星二代”浪潮大概还要持续很久。
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