四重奏:婚姻真的是爱情的坟墓?
作者:米亚 译
来源:spotlight
2017-03-03 06:30
TBS火曜22時台で現在放送中のドラマ「カルテット」。
TBS电视台每周二正在热播的电视剧《四重奏》。
偶然出会った30代男女4人が弦楽四重奏のカルテットを組み、軽井沢にある別荘で一冬の共同生活を送るストーリー。サスペンス要素やコメディ要素も含み、徐々に濃密な人間ドラマが展開されつつあります。
电视剧讲述了偶然相遇的四位30代男女组成弦乐四重奏,在轻井泽的一栋别墅中共同生活一个冬天的故事。剧情含有悬疑和喜剧要素,是缓缓展开的人性电视剧。
先週放送された5話で、真紀さんの「失踪中の夫」がついに登場!脚本家で俳優の宮藤官九郎さんという配役に「この人なら、母親からも嫁からも逃げそう!」と話題になっていました。
上周播出的第五话中,真纪“失踪中的丈夫”终于出场!由编剧、演员宫藤官九郎饰演的这一配角引起了巨大话题,不少人称“如果是这个人的话无论是妈妈还是老婆都会逃走的感觉!”
夫·幹生から語られた夫婦の姿とは…?
丈夫干生口中的夫妇关系是?
これまで、真紀さんから「夫が突然、失踪した」「夫は”愛してるけど、好きじゃない”って言っていた」など、夫の行動が語られていましたが、ついに夫?9?9幹生さんから見た夫婦の姿が明かされます。
至今为止,真纪总是说“我的丈夫突然失踪了”、“丈夫说“爱我,但是不喜欢我”。”等等,这次我们终于也能看到丈夫干生眼中的夫妻二人的关系。
すずめちゃんから「どうしてそんな(失踪を)…?」と問われた幹生さんは「あっ…好きじゃなくなったからです」と、答えていました。
当小雀问“为什么要这么做(失踪)呢?”的时候,干生说:“啊....因为我不喜欢她了。”
もともと出会ったときから一目ぼれで、「品があって、音楽やってて、ちょっと何考えているのかわからないミステリアスなところが魅力」「彼女といると、なんかドキドキする」、というのが好きになったポイントだったそうです。
原本一见钟情的他们,会喜欢对方是因为她“有品位、会音乐、有点不知道她在想什么的神秘感都很有魅力”、“只要和她在一起就会激动不已”。
しかし、結婚と同時に真紀さんは家庭に入り、バイオリンも辞めてしまいます。そこから、2人の間に静かに亀裂が入りはじめていました。
但是伴随着结婚,真纪成为家庭主妇,放弃了小提琴。自那开始,二人之间的隔阂悄无声息地越来越大。
真紀「結婚して彼と家族になりたかった」
真纪:“想和他结婚一起组建家庭。”
幹生「結婚しても恋人同士のようでいたかった」
干生:“即使结婚也想要像恋人一样生活。”
結婚生活は日常の連続です。そのなかで真紀さんは、穏やかな家庭の喜びをかみしめるようになっていました。
结婚生活就是日常琐碎的不断连续。在这之中,真纪因获得了安稳的家庭而欢欣不已。
「一緒にいるうちに無理しないでいられる関係になって、嘘のない隠し事のない素直な自分でいられる」
“在一起的时候可以不用勉强自己维持一段关系,不用说话也不用隐藏,做最真实的自己。”
しかし、日常生活のなかで、幹生さんは彼女のミステリアスだった部分が無くなってしまったことを嘆いていました。
然而,在日常生活中,干生因为真纪神秘的部分消失了而感到悲伤。
「一緒にいてわかってきたのは、当たり前だけど、あっ彼女も普通の人だったんだな」
“在一起之后会知根知底是理所当然的,但也会觉得原来她也只是一个普通人啊。”
「家族を手に入れた」と喜ぶ真紀さん。
因“得到了家庭”而欣喜的真纪。
「恋をしていた頃の秘密めいた彼女はもういない」と嘆く幹生さん。
和感叹“恋爱时充满神秘感的她已不复存在”的干生。
静かな夫婦の暮らしの中で、心の距離感は徐々に広がっていたのです。
在看似平静的夫妇生活中,心与心的距离慢慢拉大。
趣味·好みを共有できない悲しさ
无法共享兴趣、爱好的悲伤
から揚げにレモンを勝手にかけてしまった真紀さん。幹生さんにとって「人生ベストワン」という映画を、ストーリーが理解できずに途中で寝てしまった真紀さん。一緒にカフェでお茶を飲みたかったのに、2人の外出に興味を持てなかった真紀さん。
擅自在炸鸡上加柠檬汁的真纪,一起来看对干生来讲是“最棒”的电影的时候因为理解不了电影而睡过去的真纪,想要一起去咖啡店喝杯茶但看起来一点都没兴趣的真纪。
そして、恋人時代にプレゼントした詩集にはシミがつき、いっこうに読まれず、ついには鍋敷き代わりにされてしまいます…。
还有,在交往的时候作为礼物的诗集被蛀虫咬坏,完全没有读过,一不小心就当做锅垫用了....。
テレビの話題、近所の話題ばかりの真紀さんに対して、幹生さんは「退屈」を感じるようになってしまいます。
对于每天的话题只有电视剧和邻居的真纪,干生感到了“无趣”。
でも、別の女性にはいかなかった幹生さん
即使如此,干生也不会找别的女人
残念ながら「結婚相手にトキメキを感じなくなった」という既婚者はいると思います。そして、その「トキメキ」を求めて別のパートナーと不倫をする…ということも、倫理的にアウトではありますが、起こりうるケースです。
遗憾的是,很多已婚者都会有“对结婚对象失去了心动的感觉”。然后,为了寻求“心动”就会找别的对象谈不伦恋。从伦理上来说已经是越轨行为,但是实际上是很常见的现象。
幹生さんは、好きなものについて語り合えるかつての友人(恋人?)と再会しますが、彼女からの「うち来る?」「助けて」というアピールには一切答えませんでした。
干生也和能和自己聊得来的朋友(恋人?)再会过,但是对她的“要来我家吗?”、“帮我”的邀请一概不理会。
かつて居酒屋で真紀さんも聞いてしまった幹生さんの本音
过去在居酒屋,真纪也听过干生的真心话
愛してるよ。
我爱她啊。
愛してるけど、好きじゃないんだよ。
我是爱她,但不喜欢她了。
それが結婚。
这就是结婚。
の「好きじゃない」という言葉から、真紀さんはショックを受けてしまっていましたが、真紀さんに対して「愛情」はあったのだと思います。だからこそ、幹生さんは他の女性にはいかなかったのではないでしょうか。
听过“不喜欢你了”的话后,真纪虽然感到吃惊,但对真纪来说,“爱情”还是存在的。也正是因为如此,干生才不会去找别的女人。
「逃げ恥」で夢見た結婚の現実は、コレなのか…
在《逃跑可耻》中梦寐以求的婚姻,现实真的是这样吗.....
ドラマとはいえ、リアルすぎる夫婦のすれ違いが描かれており、視聴者からは「つらすぎる…」という声が上がっていました。
所谓影视,如果在描写夫妇的不合太过于真实,观众“太难过了”的声音就会十分高涨。
もし趣味が合っていれば?
如果兴趣相投的话?
もし子どもが出来ていたら?
如果有了小孩呢?
つい「タラレバ」で考えてしまいたくなる巻夫妻のエピソードですが、このドラマでは「趣味が合っていた男女」「子どもが生まれた夫婦」の結末がすでに描かれているんですよね。
一不小心就会陷入“白日梦”的卷夫妇的故事,在这部作品中,“兴趣相投的男女”和“有孩子的夫妇”的结局可以说已经描写出来了。
どのルートもハッピーエンドになっていないという現実…。では、どうすれば正解なのでしょうか。考えれば考えるほど、わからなくなってしまいます。
无论哪条线都走不到完美结局,这就是现实...。那么,究竟如何才是正确选择呢?越是思考,越是得不到答案。
「終わりの始まり」…どうなってしまうのか?
难道是“终焉的开始”?
愛していた真紀さんの象徴でもあった「バイオリン」を守ろうとした幹生さんの行動が、7話ではとんでもない展開になってしまいそうな予感です。
为了守护真爱的真纪的象征的“小提琴”而做出行动的干生,在第7话一定会有意想不到的展开。
この巻夫妻の関係は、ここで終わってしまうのか。カルテットメンバーの今後はどうなるのか。ドラマもあと少し、目が離せませんね!
这对卷氏夫妻的关系,将在这里迎来终焉吗?四重奏的成员前路如何?本剧今后的发展,您一定不容错过。
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