今、日本で女子人気の高い“旬”の人と言えば、星野源ではないだろうか。最終話の視聴率が20.8%と、有終の美を飾った『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、「彼女いない歴=年齢」のプロの独身男を演じているが、そのルックスは“地味なメガネ男子”そのもの。ひと昔前なら、冴えない脇役もしくは陰気でモテない残念な男子というイメージが強いキャラで、これまでのドラマの中でも同様の役どころが多かった。しかし今では、そんな“地味系メガネ男子”がエンタメ界でジワジワと活躍の場を広げているようだ。

要说最近在日本女生中人气超高的,自然是星野源了。星野源主演的《逃跑可耻却有用》(TBS电视台)以20.8%的收视率画上完美句号。星野源饰演的是一个“专业的单身男”。在剧中的形象就是一个标准的“质朴眼镜男”。以前,一提到眼镜男,我们的第一印象大多是不起眼的男配或者是阴郁的不受欢迎的男子,即使现在,影视作品这样的角色也很多。但是现如今,这样的“质朴眼镜男”却在演艺界越来越活跃了。

汎用性が高いメガネ俳優 “地味さ”生かして多くの作品に出演

适用性超高的眼镜演员 活用“不起眼”出演众多作品

地味系メガネ男子として、まず名前があがりそうなのが野間口徹だろう。名前を聞いてすぐピンとくる人は少ないかもしれないが、そのメガネ姿を見れば「ああ、この人ね!」とわかるはずだ。『とと姉ちゃん』(NHK総合)をはじめ多くのドラマに出演し、映画『シン・ゴジラ』では“巨災対”の主要メンバーを演じていた。最近ではバラエティ番組にも出演し、「メガネをかけていないと誰にも気づかれない」という“鉄板ネタ”を披露しては、笑いをとっている。

眼镜男的代表,应该非野间口彻莫属了。或许在提到这个名字的很多人都对不上脸,但是一旦看到他的眼镜就会立刻反映“啊,是这个人啊”。眼镜已经成了他的专属标识。从《当家姐姐》(NHK综合)开始出演了很多电视剧,又在电影《新哥斯拉》中饰演了“巨大灾难对策部门”的主要成员。最近也参与了综艺节目,在节目中他也说“不带眼镜都不会被人注意到呢”这一“专属包袱”,引起一片大笑。

また、『99.9‐刑事専門弁護士‐』(TBS系)で超変わり者のパラリーガルを演じ、役者としてもブレイクしたの片桐仁も、長髪パーマが印象的だが、よく見ればやっぱり地味系メガネ男子。その他、先日に吉井怜との結婚を発表した山崎樹範や奇抜な役も地味男役もさらりとこなす鈴木浩介、気の弱そうなお父さん役をやらせればピカイチの矢柴俊博なども、地味系メガネ男子と言えるだろう。

另外,在《99.9 刑事专门律师》中迷之助理的饰演者,作为演员爆红的片桐仁给人的印象是:虽然是一头长长的卷发,但是认真看却是朴实的“眼镜男”。另外还有前些日子和吉井怜公布婚讯的山崎树范,无论是奇怪的角色还是朴素的角色都信手拈来的铃木浩介,十分擅长有点弱弱的父亲角色的矢柴俊博等,都可以说是质朴眼镜男。

「こうしたメガネ男子の面々は、いわゆる“名前は知らないけど顔を見ればわかる”系のバイプレーヤーの俳優さんが多いのですが、彼らの最大のウリはやはり見た目の“地味さ”です。物語に違和感なく溶け込めるため、さまざまなシチュエーションで活躍でき、役者として汎用性が高い。最近では逆に、星野さんをはじめ主役級の俳優さんが地味系メガネ男子を演じることも増えてきています」(ドラマ制作会社スタッフ)

“这些眼镜演员通常都有“即使不知道名字,一看脸就认出来了”的特性他们最大的卖点就是“不起眼”。他们凭借这一特性在任何一种故事中都毫不违和,快速融入,因此都能有更广泛的发展空间,适用性很强。所以最近反而像星野源这样的质朴系眼镜演员主演越来越多的作品了。”(电视剧制作公司工作人员)

人気俳優もわざと“地味め”に… 薄い顔+メガネ=高感度アップの新方程式

人气演员故意“质朴风”....薄颜+眼镜=好感度UP

かつては、メガネ=ダサい・暗い・さえないというイメージが強く、メガネ男子と言えばアニメ『ドラえもん』)ののび太という時代が長く続くが、1980年代にメガネをトレードマークにした大江千里が人気になったあたりから、“メガネもアリじゃないのか”という空気が世間に広がり、古田敦也が大活躍すると、完全にメガネ男子の地位は向上したのだ。

过去,眼镜=土包、阴暗、无趣的印象很强,很长一段时间,说起眼镜男的话就是动画《哆啦A梦》中的大雄,到1980年代,眼镜作为一个标志开始有了人气,“总觉得眼镜也是可以有的嘛”的氛围开始在世间蔓延,古田敦也的活跃彻底提高了眼镜男的地位。

「ずいぶん前から“メガネ男子”系の写真集が出ていたり、『3月のライオン』や『ユーリ!!! on ICE』など地味系メガネ男子を主人公とした作品も多く、女性の間では“メガネをかけた男性に萌える”ことは定式化されています。映画『4月は君の嘘』では山崎(賢人)さんが地味系メガネ男子を演じていますが、そうしたマンガの実写化が増えたことでメガネ男子が目立っているのかもしれませんね。また塩顔男子ブームの影響もあって、“薄い顔+メガネ=知的・誠実・好感度アップ”という方程式も成り立っているようです」

“不久之前曾经出过一本“眼镜男子”系列的写真集,另外像《三月的狮子》、《yuri !!!on ICE》等很多作品都是以朴素眼镜男作为主人公的,女性之间就有了“眼镜男很萌”的想法。而在电影《四月是你的谎言》中山崎贤人也饰演了一位不起眼的男主,但是随着漫改的增加,眼镜男说不定也会也越来越扎眼。另外,加上盐系男子的火爆,“薄颜+眼镜=知性、诚实、好感度UP”这一等式也逐渐确立。”

かつては『電車男』の主人公のように、オタク男性がメガネを外してコンタクトレンズにした瞬間、イケメンに変身…なんて展開もお約束だったが、今や地味メガネ男子たちはすでにある程度のステイタスを確保しており、むしろイケメンたちが“地味め”に装うまでになってきているようだ。ガツガツしない今の時代だからこそ、地味メガネ男子が好感を持って評価され、エンタメ界で重宝されるのみならず、一般社会でも存在感を増していくかもしれない。

过去,大多都是像《电车男》中的主人公那样,死宅摘掉眼镜带上隐形的瞬间就会变帅哥的设定,但如今质朴眼镜男可以说已经确保了其在演艺圈中的地位,甚至一些帅哥也开始把自己打扮的“朴素”起来。正是因为不断变化的现在,人们会对这样的质朴眼镜男抱有好感,不仅将他们视为演艺圈的珍宝,也提高了这类人在一般社会中的存在感。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

相关阅读推荐:

《逃跑可耻却有用》高收视的五大原因

日本演艺圈“眼镜帅哥”大盘点