【DEARS日本昔话】~青の色~保志総一朗『田之久』(1/8)
作者:互联网
2014-10-23 13:10
DEARS朗読:でぃあーず「にほんのむかしばなし」~青の色~
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田之久
病
かご
あと一山
頃
『田之久』 朗読:保志総一朗
昔々、あるところに、田之久という役者がおりました。田之久は旅の一座の花形役者でしたが、ある時、母親が病になったという知らせを受けたので、一座に暇をもらって家へ帰ることにしたのです。
田之久は商売道具の衣装や小物をかごの中に入れ、それを背負って家へと向かいました。ひたすら歩き続け、あと一山越えたら家に着くという頃には、もう夕暮れになっていました。そして、それでも山に入ろうとする田之久を見かけた村人がこう言いました。
《田之久》 朗读:保志总一朗
从前有位叫做田之久的演员,是某个旅行剧团的明星人物。有一天,他得到了母亲患病的消息,便向剧团告假,准备回家一趟。
田之久将谋生用的戏服与道具装进筐子,又背起筐子踏上了回家的路。他一个劲儿地走啊走,再翻过一座山就能到家了。此时已是傍晚时分。有位村民发现田之久这个时辰还打算进山,便对他说道: