ヒント:

书名和作者的名字也需要听写。


书写方式参考:【听写规范】日语听写酷听写规范(2013年5月版)


カムパネルラ(小说中的人物)

一緒に

ねえ

云う

いままで

咽喉(のど)

びろうど

一ぺん

ジョバンニ(小说中的人物)

熱る(ほてる)



あらすじ

父親が行方不明、病気で寝たきりの母を持つ少年、ジョバンニはそのために学校で友達にいじめられていた。ケンタウル祭の夜、丘に寝転んでいたジョバンニはいつのまにか銀河鉄道に乗っていた。そこには優しい友達のカムパネルラもいた。列車はいくつもの駅に止まり、二人はさまざまな人々に出会う。最後に二人きりになって、ジョバンニは二人でどこまでも行こうと決意するが、やがてカムパネルラは消えてしまう。気づくとジョバンニは元の丘にいた。そしてカムパネルラが川で溺れたこと知る。

解説

銀河を渡る列車というと新しい感じがするが、一方でまたそれが自然に思えるのは、鉄道が持つ、ほっとするような懐かしさの魅力ゆえである。この銀河鉄道は死者の列車。列車を下りたら完全に死者になってしまう。父親が不在で友達にいじめられるジョバンニの心細さが基本のトーンで、それが唯一親切なカムパネルラの死への旅の同行となるわけだが、その根底には、賢治の最大の理解者であった妹のトシの死がある。彼女の魂にできるところまで寄り添いたい。その思いが生者であるジョバンニを銀河鉄道に乗せた。

「カムパネルラ、僕たち一緒に行こうねえ。」ジョバンニがこう云いながら振り返って見ましたらそのいままでカムパネルラの座っていた席にもうカムパネルラの形は見えずただ黒いびろうどばかり光っていました。ジョバンニはまるで鉄砲丸のように立ち上がりました。そして誰にも聞えないように窓の外へ体を乗り出して力いっぱい激しく胸を打って叫びそれからもう咽喉いっぱい泣き出しました。もうそこらが一ぺんに真っ暗になったように思いました。
ジョバンニは眼を開きました。もとの丘の草の中に疲れて眠っていたのでした。胸はなんだかおかしく熱り頰には冷たい涙が流れていました。

“康帕内拉,我们是要一起去吧。”乔万尼一边说着一边回过头去,却发现康帕内拉已经不在位子上了,只剩下黑色的天鹅绒还在闪闪发光。乔万尼子弹一样跳了起来,为了不让其他人听见,他将身子探出窗外,用力地敲打自己的胸膛大叫,然后放声大哭。他觉得周围的世界顿时一片漆黒。
乔万尼睁开眼,原来自己疲累地睡倒在山丘的草丛里。他的胸中升起一股奇怪的热气,两颊上挂满了冰凉的泪水。